過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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47:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 22:20:11.87 ID:stipOQWj0
「……わかった。この件に関しては今後持ち出さないこととしよう」

 長い沈黙の後、美城常務はそう言った。頭の中で計算ができたのだろう。

「北条加蓮の件も併せて、常務のご英断に感謝いたします」

 慶は深々と頭を下げた。
 
「君にはさらなる活躍を期待している。担当してもらうアイドルを増やすかもしれないが、うまくやってくれ」

「ありがとうございます。私も常務のご期待に背かぬよう、粉骨砕身し、邁進する所存でございます」

 慇懃すぎるかと思ったが、これくらい下手に出られたら文句は言えまい。
 そんな慶の様子を見て、美城常務は僅かに口角を上げた。


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