過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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57:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 21:28:52.69 ID:h8nHpmiS0
 ベッド上での合歓の後、加蓮は静かな寝息を立てて、慶の隣で眠っている。
 そんな加蓮の寝顔を見ながら、サテュリオンをどうやって試そうかと慶は思案していた。

 志希からは、慶と志希以外の人間で試すように言われている。いままでサテュリオンの試作品を幾つも試用しているため、慶や志希では耐性がついている可能性がある、ということらしい。

 媚薬としては使えるが、加蓮は慶に好意を抱いているから、惚れ薬としてサテュリオンの薬効を確認できない。そこで慶は、自身に何の感情も抱いていない、適当な人物がいるかと脳内の記憶を手繰る。

 暫く天井を見つめていると、慶は悪辣なアイデアを思いついた。
 その閃きには美城常務の、

「君にはさらなる活躍を期待している。担当してもらうアイドルを増やすかもしれないが、うまくやってくれ」

 という言葉が根底にあった。



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