過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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62:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 22:27:55.82 ID:4bekVCDt0
「ごめん、奈緒。なんだか乱暴だったよな」

「いや……西門さんに、そこまでご心配かけてるなんて、こっちこそ悪かったよ」

 悪いのはこちらの方なのに、奈緒はまるで自分に非があるような言い方をした。

「そうだ、俺、良いものを持ってるんだ。ほら、香水なんだけど」

「香水? アタシ、そういうは疎いんだけど……」

「心を落ち着かせる香水だよ。ちょっと試してみようか」

 そう言いつつ、慶は懐からサテュリオンを取り出し、奈緒と自分の間に一吹きした。キョトンとしながら、奈緒は匂いを嗅いでいる。

「ん……なんだか、言い匂いだな」

 暫くの間、奈緒は目を瞑りながら匂いを嗅いでいたが、目を開けた時には、困惑したような顔をした。



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