過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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63:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 22:28:37.77 ID:4bekVCDt0
「あれ、何だろ……ちょっと、眩暈がするような……」

 奈緒の姿勢が崩れかけた。慶は素早く立ち上がり、奈緒の体を抱き留める。

「大丈夫か、奈緒」

「う、うん……」

 慶は奈緒を抱きしめながら、廊下の気配を探った。この部屋に入る時、わざとドアを少しだけ開けておいたのだ。
 間違いなく、誰かが外から室内を覗き見ている。おそらく清川だろう。

 気付かないふりをしつつ、慶は自分の唇を奈緒のそれに近づけていった。奈緒は特に抵抗する素振りも見せず、慶の接吻を受け入れた。
 次の瞬間、ドアの外から慌ただしい、駆け去るような足音がした。奈緒は驚いて、唇を離した。



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