過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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64:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 22:29:33.38 ID:4bekVCDt0
「やばっ、もしかして、誰かに見られた?」

「ん? 何のことだ?」

 十中八九、清川だろうが、慶はあえて知らないふりをする。

「アタシの思い過ごしかな……いや、何でも無い」

 奈緒はそう言うと、もじもじし始めた。慶は奈緒が何を言いたいのか察したが、あえて何も言わなかった。
 そろそろ、清川さんが迎えに来ると思う。暫くしてから奈緒はそう言って、会議室から出て行った。慶は引き止めもせず、黙って見送る。
 去ってゆく奈緒の背中を見ながら、慶は事が上手く運んだことと、サテュリオンの真価を確認できたことで、思わず笑みをこぼした。



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