過去ログ - 【モバマスSS】香水 あるプロデューサーの物語
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85:名無しNIPPER[saga]
2016/04/04(月) 20:33:12.13 ID:0cF8uTc50
「……あのさあ、アイドルって楽しいの?」

 志希は手を止めて、いきなりそんなことを言い出した。

「さあな、俺はアイドルをやったことないから、楽しいかどうかわからない。けど、アイドルは皆、楽しそうに活動してるよ。もちろん仕事だから、楽しいことだけじゃないけどな」

 志希は、ふーんと、興味があるのか無いのかわからない返事をした。彼女は再び机に向き直り、作業を続行した。

「どうした、お前もアイドルやってみたいのか」

「あたしにできるわけないよ」

「誰でも最初はそう言う。お前は頭が良いんだから、歌もダンスもすぐ覚えられるだろう。意外に、そのキャラが受けるかもしれん」

 慶は、半ば本心で言っていた。志希はルックスもスタイルも良いのだから、アイドルとしていい線いくかもしれない。



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