過去ログ - 南方棲戦姫「アナタ、テイトクガホシクナイ?」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/29(火) 23:29:46.27 ID:TB7AdEEC0
加賀は幸福を感じていた。

提督の胸板のたくましさを感じながら、提督の吐息を耳元に聞きながら、ただただ幸せを噛み締めていた。

あれほど欲して恋い焦がれた提督が今自分を抱いて、中に出したのだ。

ライバルが多くて、その中でも地味な存在である自分が提督と添い遂げられることはないだろう、

初恋は実らないだろうという予感が加賀を苦しめていた。

質実剛健な提督に次第に惹かれていき、

いつしかこれが恋なのだと気づく頃にはもう立ち止まれないし後戻りできない所にいたのだ。

そういう雑誌やネットの記事を読むことで得た知識を用いて、

何とか提督にアピールしてみてもどうも結果は芳しくなさそうだった。

それに他の艦娘たちのようにより直接的に抱き付いたりだとかすることは恥ずかしくて加賀にはできなかった。

何回、枕を涙で濡らしたのか分からない。

しかし、現実は違った。加賀は提督と愛し合い、その身に提督を受け止めたのだ。

提督が私の体に興奮して、気持ちよくなってくれた。

つながって一つになることが出来た。これほどうれしいことはない。

もはや今の状況も戦争もどうでもよかった。

共に戦った仲間には悪いとも思うが、それでも私はこの幸せを手放したくない。

ただ提督と二人で生きていければそれで満足だった。


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