過去ログ - 【艦これ】Z3「壁の上でダンスを」
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5:名無しNIPPER[sage]
2016/03/30(水) 02:13:24.13 ID:Pe/0i+r+0
続ききたか、期待


6:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:28:39.18 ID:1bBR+Rra0
シュタージとは何か。簡潔にいってしまえば東ドイツの秘密警察である。
1986年の時点で5000人ほどのエージェントと国民の一割に及ぶ密告者を持っていた、ナチスのゲシュタポ、ソ連のKGBをもしのぐ規模の組織だった。

その勢いは近年、東ドイツの衰退とともに衰えているといわれるが、それでも恐ろしい組織だということには間違いないだろう。

以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:38:00.93 ID:1bBR+Rra0
◆◆◆

男はシュタージのエージェントだった。それも政府要職などの重要人物を監視するための。妻子はいない。

しかし男は不満だった。なぜ自分のような人間が亡命を企てるいち小娘を監視せねばならないのか。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:45:47.42 ID:1bBR+Rra0
◆◆◆

提督「ふう、ふう…… なんとかうまくいったね」

Z3「まさか本当にやるとはね…… よくやったわね」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:59:59.04 ID:1bBR+Rra0
提督「さて、今すぐにでも出国できるけど、どうする?」

Z3「いいえ、まだやり残したことがあるわ。まだその時ではない……」

結局亡命日は引き伸ばされることになり、宿を確保する必要が出てきた。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 03:00:48.79 ID:1bBR+Rra0
今夜はここまでです。閲覧ありがとうございます


11:名無しNIPPER[sage]
2016/03/30(水) 07:50:01.00 ID:9I2u/8Puo
これは期待


12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 15:55:43.95 ID:1bBR+Rra0
3日後、私たちは安宿に落ち着いてい。Z3の話によれば、ここにしばらく滞在する予定だという。
私は黙ってそれの従うこととした。

彼女のやり残したこととはなにか。それは彼女の口から語られることとなった。

以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 16:06:38.09 ID:1bBR+Rra0
提督「シュタージに、殺された?」

私は思わず聞き返した。

二人以外誰もいない閑散とした食堂を沈黙がつつむ。
以下略



14:名無しNIPPER[sage]
2016/03/30(水) 16:24:50.01 ID:HT/09zjl0
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以下略



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