過去ログ - 夏樹「首都高に魅せられて」
1- 20
2:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:08:25.96 ID:JB+jLp6RO
2015年 東京 首都高速道路

若者の車離れや警察の目が厳しくなり夜になっても交通量も多い現在の首都高には90年代の様な命知らずな若者の姿は少なくなっている。
だが、未だに昔のような熱すぎる程の熱を持ったドライバーもいる訳で。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:09:06.95 ID:JB+jLp6RO
2輪で首都高を攻め、C1(都心環状線)の江戸橋JCTで事故を起す。1度は首都高から離れたものの4輪に乗り換え首都高に返り咲く。
知らず知らずのうちにスピードとスリルを求めて居たのだ。
そう言ったクレイジーなドライバーは少なくはないだろう。

何回もPAに通えば顔見知りのメンツが何人か出来るわけで
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:11:31.43 ID:JB+jLp6RO

「よう夏樹。お前のクルマ調子悪いんじゃないのか?」

若干困り気味に夏樹は答える。

以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:12:21.13 ID:JB+jLp6RO
辰巳PAから出るとまず深川線に合流する左カーブが待ち受ける。
そこを抜けると長い直線が続く。ここではエンジンパワーがものを言う。

まず2・直4ターボのシルビアが世代遅れとは言え2.5・直6ターボのスープラに太刀打ちする事は出来ない。

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:13:55.31 ID:JB+jLp6RO
「やっぱシルビアは遅いねぇ!やっぱりクルマはスープラが一番よ!」

「何しろパワーが違うしな!ガラスのSRエンジンとはひと味もふた味も違うんよ!」

出力の差は顕著である。そして拓海はパワー厨である。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:15:00.37 ID:JB+jLp6RO

やはり拓海のスープラが苦戦しているようだ。フロントヘビーな直6エンジンを搭載するスープラでは少し辛いようだ。
そして見た目重視でかなり下げた車高が裏目に出たようだ。

「クソッ、アンダーが出るし思うように曲んねえや…かったるいったらありゃしねぇぜ…」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:15:49.94 ID:JB+jLp6RO
木場ランプ手前の急な左コーナーでアウトに膨らんだ拓海のスープラを夏樹のシルビアが強引にパスする。

「ちぃっ…!やっぱコーナーリングはあっちが一枚上手か…!」

そして箱崎JCTへ向うS字コーナーへ。
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2016/04/03(日) 04:16:42.79 ID:JB+jLp6RO

「あっ、バカ!アイツなにやってんだ!」

「オーバースピードだろ!」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:17:41.45 ID:JB+jLp6RO

外壁にリアを擦る程度で済んだものの判断が遅れたらどうなるか分からない。
エスケープゾーンの無い首都高なら尚更だ。ワンミスイコール死と言った結果が待ち受けている。

「まだ首都高で死ねねえよってか…ヘヘッ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:18:37.01 ID:JB+jLp6RO

「おまけにゴミゴミした都心よりあっち(湾岸)の方が気持ちいいだろ?」

江戸橋JCT特有の直角コーナーを抜け銀座方面へと向かう。そして直線。そして下り坂。その先には走り屋の天敵オービスが待ち受けている。
場数を踏んだ走り屋ならもちろん馬鹿みたいに踏まない。彼女達も例外では無いようだ。
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/04/03(日) 04:19:25.58 ID:JB+jLp6RO
「やっぱりグリップだろうがドリフトだろうがシルビアは曲がるねぇ!」

「タイヤも食うしエンジン以外はベストだね!」

そして汐留JCTを抜け浜崎橋JCTへ。横羽線へと抜けていく。
以下略



26Res/12.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice