114:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:40:09.48 ID:bdsiqCIlo
部屋に耳鳴りのような静寂が戻る。
俺は少し後悔した。
115:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:40:54.08 ID:bdsiqCIlo
「だったら、ごめんとか、平気とかじゃなくて、ありがとうって、うれしいって言ってください」
「……」
116:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:41:20.23 ID:bdsiqCIlo
「あります。どうせ、遠慮とか、そういうのなんでしょうけど。
迷惑がかかるとか、そんなこと考えてるんでしょうけど。
迷惑くらい、かけてください。遠慮もしすぎると、他人を軽く扱ってるのと同じです」
117:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:41:46.91 ID:bdsiqCIlo
「るー、あのさ」
怖さは、やっぱりあった。
拒まれること、ではない。たぶん、彼女は受け止めてくれる。
118:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:42:26.01 ID:bdsiqCIlo
「……はい?」
るーは、ちょっとあっけにとられたみたいな声をあげた。
119:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:42:52.73 ID:bdsiqCIlo
るーは、しばらく黙りこんだ。
どこか、呆けたみたいに。
「……えっと」
120:名無しNIPPER[saga]
2016/04/21(木) 00:43:20.64 ID:bdsiqCIlo
つづく
121:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 00:49:36.35 ID:sAfEuRBdo
乙です
122:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 01:45:23.26 ID:I+c51hRKO
乙
123:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 09:59:01.37 ID:AZtS2+Ht0
おつです
124:名無しNIPPER[sage]
2016/04/21(木) 16:53:42.31 ID:qJZ/qY290
乙
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