過去ログ - 屋上に昇って.
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205:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:41:38.04 ID:g8K72d6xo



 きっと、それは、俺にはどうにもできないことなのだ。

以下略



206:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:42:33.30 ID:g8K72d6xo




 物語がある。
以下略



207:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:43:00.73 ID:g8K72d6xo


 俺はそれを、受け入れたつもりだった。

 みんな、自分の身に起きたいろんなことを、受け入れて、生きていく。
以下略



208:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:43:42.08 ID:g8K72d6xo



「どうして小説なんて書くんだろうね」

以下略



209:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:44:20.57 ID:g8K72d6xo

 ひとりだけ、ちょっとの沈黙のあとに、声をあげた人がいた。

「……拾い上げようとしてるのかも」

以下略



210:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:44:48.03 ID:g8K72d6xo

「言いたいことがあるなら、それを言葉にするのは簡単。
 でも、"人生は素晴らしい"と言っただけでは、人生の何がどう素晴らしいかなんて、受け手にはまったく伝わらない」

 だから、物語を書く。言葉を尽くす。
以下略



211:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:45:28.67 ID:g8K72d6xo



「どういう意味だったんですか?」

以下略



212:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:45:54.44 ID:g8K72d6xo

「……なに」

「いえ、なにか悪いものでも食べたのかな、って」

以下略



213:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:46:48.15 ID:g8K72d6xo

「プール、いついこっか」

「本気なんですか?」

以下略



214:名無しNIPPER[saga]
2016/05/03(火) 23:47:15.51 ID:g8K72d6xo

 なんとなく、手を繋いだまま、俺は立ち止まってしまった。

 引っ張られるみたいに、るーが振り返る。

以下略



215: ◆1t9LRTPWKRYF[saga]
2016/05/03(火) 23:47:50.04 ID:g8K72d6xo
つづく


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