過去ログ - 【アイマス】 810プロの初ライブ
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8:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:03:16.38 ID:Xg3Qjbvi0
    ◆◇◆◇◆◇◆
TDKR「おいKMR!! トレーナーさんから連絡はあったか!」
TDKRは息を切らしながら二人のいる場所に戻ってきた。

KMR「うわっ、プロデューサーさん、そんなに焦ってどうしました?」
以下略



9:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:04:30.64 ID:Xg3Qjbvi0
KMR「あ、あの、僕が全部悪いので、勝手ではありますが、今から765プロさんのほうに行ってきます。 全部謝ってきます……。」

TDKR「い、いや。 これはライブ直前に他の営業先に行きっぱなしだっていうのを言い訳に、トレーニングに全然顔を出していなかった俺こそ悪い。 KMRがそれを言い出せなかったのも仕方のないことだ。 ここはプロデューサーである俺自身が謝ってこよう。仕方ないけど、今日の合同は流してもらおう…。」

TDN「プロデューサーさん、それって本当ですか……?」
以下略



10:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:05:07.82 ID:Xg3Qjbvi0
TON「プロデューサーさん、僕たちはプロデューサーさんがスカウトしてくれて、ここまで精一杯色々なところで動いてくれて、そして今の僕たちのこの瞬間があります。 確かに今のまま、0の状態から作り出してライブをしても、失敗するかもしれない。 もしかしたら、僕らのイメージダウンだけじゃなくて、765プロさんにも迷惑がかかってしまうかもしれない。 それでも僕は、僕たちは、ここまで連れてきてくれたプロデューサーさんに、一つの恩返しがしたいんです。 さっきまでは、765プロさんをしっかりと盛り上げて、このライブを成功させることがそれに繋がると思っていました。 でも、僕たちにもより輝きのチャンスがあるのなら……それをみすみすどこかに流してしまうほど、僕たちは弱くありません。 当然、失敗もする気は更々ありません。 やらしてください! いや、やりきって見せるので、是非見ていてください!」

そこまでいうと、TON含め、後からアイドルたちの控え室から走ってきた810プロのメンバー皆が頭を下げる。

TDKR(そうか、俺はひとつ、何か勘違いをしていた……。 こいつらはまだ半人前、だからどんな時、どんな場面でも、こいつらを守ってあげなければならないと思っていた。 それは正しい。 でも、自分のやることにしか頭がいかずに、こいつらのアイドルとしての成長にまでは、目を向けられてなかったのかもしれないな……。)
以下略



11:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:05:44.13 ID:Xg3Qjbvi0
     ◆◇◆◇◆◇◆
KMR「凄かったですね。 皆の底力は」
お茶をいれ、TDKRとMURに渡しながら、KMRは夢を見ていたかのような口調で言い出した。

MUR「当然765プロさんの作ってくれた雰囲気に乗れたというところもあったけど、よくよく考えればバックダンサーも、そして810プロのアイドルとしてもステージで輝いたんだからな。 素晴らしいことだゾ。」
以下略



12:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:06:20.38 ID:Xg3Qjbvi0
MUR「おいTDKR、どうしたゾ?」

TDKR「いや、うちもあのステージをやりきれたんだなって……。 デュエットの時は会場全体がその時出ていた二人のイメージカラーの二色になって、TONが歌ったときは会場がたった一色だけになり、不思議な雰囲気が埋め尽くして、KBSの時は物凄い声が会場中に響き渡っていたよな。 たった一時間近くで全員が完璧にしちゃうなんて、俺は皆をもっと上に見ないといけなかったんだよな。」

KMR「いえ、プロデューサーさんはプロデューサーさんなりの見方でいいんです。 皆が皆同じように捉えてたらそこから進展は望めません。 誰かが、あいつらはまだできる。 まだまだ上の輝きを見せてほしいと思うからこそ、アイドルたちは更なる高みを目指すことが出来るんです。 これからも皆の事を、よろしくお願いしますよ!」
以下略



13:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:06:55.43 ID:Xg3Qjbvi0
     ◆◇◆◇◆◇◆
KBTIT「おはようございます。 先日はすいません。 朝から頭が痛くって、病院にいっていたら今日は病室で寝てなさいと言われまくってどうしようも……ってあれ、なんですかこれは?」
それから三日後、アイドルの皆もしっかりと疲れをリフレッシュさせ、今日からまた一つずつ階段を駆け上がっていく日々に戻った。 今日は全体での反省会と打ち合わせなので、皆事務所にいるのだが、そんなところにトレーナーであるKBTITが入ってきた。 当然、入った瞬間に両手を拘束されたのだが。
TDKR「はいトレーナーさんお疲れ様です。 先日のライブでは大変助かりました。 皆がしっかりとバックダンサーとしての役割を果たしてくれたので、こちらとしてもすごくやり易かったですよ? ………ただ、重大なことをやらかしましたけどね。」
TDKRの顔は笑っていない。 口調がいつもより優しいのが、周りの皆からしたら余計に恐ろしいものである。
以下略



14:名無しNIPPER
2016/04/07(木) 22:08:41.70 ID:Xg3Qjbvi0
適当に構想したものを書いてみました。 ここの使い方がよくわからなくて、始めの方のレスがすごく複雑になってしまいました。 申し訳ありません。 時おりある◇は一応場面転換です。実際張り付けたらそんなに長くなかったですね。それでは。


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