過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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146:名無しNIPPER[saga]
2016/04/22(金) 20:57:17.49 ID:P3mMd5hUo
要するに蘭子ちゃんは替えのきく美しさなのです。

そして反対に、卯月ちゃんはその肉体に宿した魂によってのみ定義される美しさ、

雑多な感情や強い意思によってこの世にただひとつ存在する美しさなのでした。
以下略



147:名無しNIPPER[saga]
2016/04/22(金) 20:58:02.70 ID:P3mMd5hUo
また明日


148:名無しNIPPER[sage]
2016/04/22(金) 21:11:06.52 ID:qXD9FUGxo
続きが怖いんだけど、読まずにいられない


149:名無しNIPPER
2016/04/23(土) 06:02:03.26 ID:v8ZqaXuOo
なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです


150:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 22:41:02.96 ID:iGd5hOyDo

◇ ◇ ◇

私は蘭子ちゃんのむき出しになった首元にそっと手を添えました。

以下略



151:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 22:51:59.36 ID:iGd5hOyDo
蘭子ちゃんは何が起こったのかすぐには理解できない様子で、

しばらく私と唇を重ね合わせたままじっとしていました。

そして次の瞬間、私を突き飛ばして絶句したように睨みつけ、
以下略



152:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:03:40.73 ID:iGd5hOyDo
私は卯月ちゃんの笑顔を思い出そうとしました。

けれどそれは、なんだか霞がかかって曖昧な、

ぼんやりした印象だけになって
以下略



153:名無しNIPPER[saga]
2016/04/23(土) 23:08:22.11 ID:iGd5hOyDo


――私は生きたかった。


以下略



154:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 00:02:51.56 ID:2fQv+ibeo

◇ ◇ ◇

「――――はい。

以下略



155:名無しNIPPER[saga]
2016/04/24(日) 00:09:19.29 ID:2fQv+ibeo

「――そう、美穂ちゃんはとても普通な子だったんです。

 笑顔が素敵で、少し臆病な――普通の女の子だったんですよ。

以下略



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