過去ログ - 小日向美穂「私が死んだ夜、卯月ちゃんは日向のままで」
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22:名無しNIPPER[sage]
2016/04/13(水) 10:39:25.13 ID:VHDf2wHJO



23:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 22:27:04.84 ID:g00Flti6o
◇ ◇ ◇

とても寒い冬の日でした。

私たちはちょうど、正式に決まったピンクチェックスクールのユニットの
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 22:33:45.78 ID:g00Flti6o
「ああ、この前フレデリカさんが言ってた……」

そう言ったのは卯月ちゃんでした。

「雑貨屋?」
以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 22:42:54.18 ID:g00Flti6o
スタジオのある建物の裏手から出ると、冷たい風が吹きすさんでいました。

3人は思わず首をすくめて、もふもふしたマフラー越しに「寒いね」と言い合いながら

道を歩いていきました。
以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 22:55:25.12 ID:g00Flti6o
最初はそこがお店なのかも分からないくらい小ぢんまりとしてたので、

危うく素通りしてしまうところでした。

入ってみると中は意外なほどに広々としていました。
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:03:03.67 ID:g00Flti6o
適当に眺めながら店の中をまわっていると、

迷路のような通路の先に小さな階段があるのが見えました。

どうやらお店は2階まであるようです。
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:11:40.17 ID:g00Flti6o
そこに居たのは蘭子ちゃんでした。

私の声にも気づかないくらい、一人、椅子に座って熱心に本を読んでいました。

彼女の周りには分厚い本が山のように積もっていて、
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:16:46.10 ID:g00Flti6o
私は、なんだか彼女のプライベートを盗み見てしまっているようで気まずくなり、

一言でも声をかけるべきかどうか迷っているうちに、

下から「美穂ちゃん?」と私を呼ぶ声が聞こえて、ふいと視線を逸らしました。
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30:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:25:47.00 ID:g00Flti6o
それから私は何事もなかったように卯月ちゃんたちと一緒に買い物をしました。

私たちは、普段使えるもので、3人でおそろいになるような可愛い商品を探したのですが、

このお店はどちらかというと色合いの古めかしいシックな小物が多く、
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/13(水) 23:28:44.90 ID:g00Flti6o
今日はここまで


32:名無しNIPPER[sage]
2016/04/14(木) 21:12:11.21 ID:nuafyy8vo
期待


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