過去ログ - これから日記を書く 五冊目
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15: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/29(金) 02:52:22.78 ID:AVgdjrGj0
四百二十一日目

都市中央大型公園エリアの探索は進んでいる。本日で赤川総合病院へ向かう経路と周辺の確保は完了した。実際に中へ入って探索するのは、明日以降になる。これまた、鬼が出るか蛇が出るかは行くまではわからない。嫌なものだな。

赤川総合病院については、五十台程度泊まれる駐車場と五階建てで、「回」の形になった建物であることを確認している。駐車場についても簡易テントが張られ、大型公園と同じ状態になっていた。そこはすでにゾンビ処理を行い確保は完了している。
以下略



16: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/29(金) 03:20:09.05 ID:AVgdjrGj0
放浪者が日記を書き終えたあたりで、部屋の扉がノックされる。誰かと声をかけると、勝が覚を連れてきたと返ってきて、放浪者は扉を開けた。

話がしたいと言う彼女と応接間で放浪者は2人の状態になる。勝はいつものように、扉の外で待機していて、何かあればいつでも対応できる状態だ。最も、放浪者を信頼した今となっては、話が終わった後に彼女をフォローする為の待機だ。

それで話とは何かと促すと、覚はロバートについてと告げた後。
以下略



17: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/29(金) 04:03:06.70 ID:AVgdjrGj0
レポートNO.105

井門圭司


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18: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/29(金) 04:10:21.00 ID:AVgdjrGj0
回収組 進捗報告書 10/18  平山源子

本日の回収組の行動内容一覧。


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19:ブレイクタイム  ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/29(金) 04:28:05.34 ID:AVgdjrGj0
【手合わせ2】
「放浪者、勝、礼!」

『………』スッ

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20: ◆9W6PAVDo7.[saga sage]
2016/04/29(金) 04:38:18.24 ID:AVgdjrGj0
>>14
ここまで追いかけてくるとは殊勝な。まぁ、まったりお付き合いいただければと。



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21:名無しNIPPER[sage]
2016/04/29(金) 04:51:02.67 ID:dnG1Z71x0
今日も乙!

あー。やっぱり無理がありましたか
そりゃこの世界の状況であんなもんがあったらチート甚だしいもんなぁ
世界観もブレイクしちゃうし……


22:名無しNIPPER[sage]
2016/04/29(金) 19:25:32.66 ID:5YLCg2c00
俺らより未来っ子なのであろう勝君とかに、逆にファミコンとかやらせてみたらどんな反応するやらね
例えば、そうだな。あえて激おこプンプン丸とか


23: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/30(土) 04:43:32.41 ID:77Cq9KNC0
放浪者達が赤川総合病院についたのは、昼前ぐらいの時間だった。中に入った大きなホールは、明かりが消えているせいか薄暗い。非常灯自体は光っていることから、電気自体はまだ生きているようだ。恐らく、病院自体に備えられた非常用の電源装置がまだ稼働しているのだろう。

探索組を複数の班に分けて行動を開始した。集団で行動するのが安全なのは基本だが、屋内についてはそれは少し話が変わってくる。下手に固まっている方が自由に動けないことや、探索範囲を決めやすい屋内なら、分けて動いた方が効率が良い。汚染度が高い病院を探索するなら、短時間で済ませられた方がいい。今回はそう言う判断だ。

そんな兼ね合いもあり、メンバー全員が二重でマスクをして、使い捨てるための手袋を着用している。本来なら防疫服がベストに違いない。だが、そんなものを用意できるはずもなく、考えられる範囲での対策がその2つになる。
以下略



24: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/04/30(土) 05:22:21.96 ID:77Cq9KNC0
病理検査室の中は雑然としていた。一部では書類が散乱していて、この中からゾンビ化に関する情報を見つけ出すには、少々骨が折れそうな状況だった。

室内にゾンビがいるか確認してから、放浪者が見張り、山中と一ノ瀬が資料の内容を調べていく。紙がすれる音を聞きながら、放浪者はどこまで情報を得られるのか、得られて具体的な内容が分かったとして、そもそもその方法が使えるのか。そんなことを頭の片隅で考えていた。

ふと、物音を聞いた気がした放浪者は、その方向に顔を向けると、あったのは入ってきたこの部屋の出入り口だ。この部屋は入った時に、右側に出入りする検査室があって、正面から左側にここの職員のデスク、向かい合わせんに置かれたソファーとその間に机――ちょっとした応接室のような配置――が置かれているだけだ。
以下略



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