過去ログ - これから日記を書く 五冊目
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961: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 02:25:57.16 ID:0zc7yoLU0
放浪者達はWWPの兵士達を倒した後、この戦闘により迫ってくるゾンビ達を抑えている山中と林道の元へ戻る。メンバーが見たのは、クラーケンを展開して包囲するゾンビを薙ぎ払う山中と、処理が漏れたゾンビを林道が得意の棒を使い処理してカバーするところだった。

「WWPの首尾は大丈夫と言ったところですかね?」

こちらに気づいた林道が、服の首元に指を入れて少しひっぱって、息を軽く整えながら聞いてきた。井門が何人か残党の確認とゾンビ処理してると答えて、迫りくるゾンビ達に備えてメンバーはそれぞれの配置につく。

放浪者もゆっくりと山中の側について、ウェーブソード・デュエルを構える。彼女もそれを横目で見るが、表情は厳しいままだった。更に、彼女より一歩前に放浪者は移動してから。

「…そう怒るな」

今回の作戦に反対していた彼女が、そのことにまだ怒っていることは当然わかっている彼は、そう言うしかなかった。

「これが終わったら、話があります。いいですね」

それは、話なのか一方的な説教なのか。どちらにしても、目の前に迫ってきたゾンビよりもその事の方が放浪者の気は重かった。


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