過去ログ - これから日記を書く 五冊目
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951:名無しNIPPER
2016/09/13(火) 17:58:13.90 ID:FQTA3oIm0
Coは依存キャラが多いイメージ


952:名無しNIPPER[sage]
2016/09/13(火) 17:59:05.54 ID:FQTA3oIm0
誤爆スマヌ


953: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/13(火) 18:47:09.66 ID:wQ7Cr34J0
放浪者は決断する。まず、彼がサンダーボルトを使い、単独先行にて墜落現場へ向かう。他のメンバーは全員がそろい次第、二手に分かれ音に引きつられて移動するゾンビを処理しながら、現場へ移動するよう指示をした後、放浪者は飛び去っていく。

冬の冷気が全身を襲い、体温を奪っていく。雪のせいで視界が悪いが、たなびくように上へ伸びる黒煙のおかげで、位置はすぐに特定できた。それに合わせてゾンビ達がその場所に向かう為、集まり始めているところのも見える。

サンダーボルトを飛ばし、輸送ヘリの墜落現場に着陸する。ヘリの部品が周囲に転がり、胴体部分が割れた状態になっている。中に入ると、思っていた以上に内部は空いている状態だった。何かを運んでいるような様子もなければ、兵士の姿もない。それどころか、ヘリそのものに墜落の際についたとは思えない、銃痕があった。
以下略



954: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/13(火) 19:04:40.73 ID:wQ7Cr34J0
「わ、たしは。そいつらじゃない…」

せき込んだと同時に血も噴き出す。覚に視てもらえれば、それが嘘かどうかははっきりするだろう。が、放浪者の見立てでも、この生存者が拠点まで持つ状況には見えない。だが、偽善にまみれてもすべきことはある。

「…ここより、安全なところに連れて行く。持ち上げるぞ」
以下略



955: ◆9W6PAVDo7.[saga sage]
2016/09/13(火) 19:10:57.88 ID:wQ7Cr34J0
>>945
そうねぇ、いろいろ描きたいんだけど。かなり大所帯だからねぇ。

>>946
ほほぉ、なかなか良い額ね。アメリカで言うトレーラーハウスの集まりみたいなの
以下略



956:名無しNIPPER[sage]
2016/09/13(火) 19:26:46.34 ID:wpoRyCYN0
オウルって、アイン・ソフ・オウルの……?


957:名無しNIPPER[sage]
2016/09/13(火) 20:04:21.87 ID:hqJD6FnF0
単純にフクロウって意味じゃない?
さて、チップにはなんの情報が入ってるのか?


958: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 00:48:02.50 ID:0zc7yoLU0
渡されたメモリチップを手に、放浪者は急いでメンバー全員と合流して近くの安全エリアに戻った。ひとまずの経緯を話し、墜落現場に居続けることの危険性を説く。状況からレジスタンスが存在していたこと、オウルと名乗った生存者がその人間だったほとんど間違いはない。ならば、今彼の手元にあるメモリチップは、拠点に災厄をもたらす可能性の高い代物だった。

仮にそこまででなかったにしても、この状況下でWWPが追っ手を出していないとは考えられない。早ければ、この間にでも到着する可能性が高い。

「まずイっす。拠点とか見られタら、誰かがイるなんてバレバレじゃないっすカ!」
以下略



959: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 01:35:54.23 ID:0zc7yoLU0
輸送ヘリ内は轟音に包まれている。その中で運ばれている兵士達は一切の無言だ、ヘッドセットをつけている隊長と思われる人間さえも、言葉を発する様子はない。全員がヘリの規則的な揺れに身を任せている。

パイロットが目標を発見したのか、ヘリはその場に制止した。左右にある扉が開けられ、雪まじりの寒気が機内に入り込んでくる。兵隊たちはそれを合図するように、扉の前に向かい2人1組で次々とロープを使い降下していく。

最後の兵士2人が見えたのは、残骸になった輸送ヘリと、群がってきているゾンビを仲間達が処理している光景だった。その内の1人はすでに指示を受けていた逃亡者を探す為、ヘリ内部に入っていく。自分が乗ってきたものと同じ構造をしたそこには、物も何も散乱していない空っぽの状況。
以下略



960: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 02:06:21.36 ID:0zc7yoLU0
あまりのことに、兵士は反応ができないまま次に見えたのは、爆発で吹き飛んだり、次々と飛んでくる矢や瓦礫に襲われたり、彼と同じように状況が理解できずゾンビにも襲われる仲間達の姿。

反射した明かりが目に入り、瞬間そちらに目をやると、今度は空中にサーフボードを乗った人間が後続の輸送ヘリに向かっていき、何かを撃ち込む。装甲を、時にはコックピットの防弾ガラスをあっさり破って内部を傷つける。操縦不可になったのか、パイロットがやられたのか、どちらにしてもここにいるエリアのヘリは、全機墜落という運命を辿った。

兵士は見ている光景を信じることができないでいた。この短時間で壊滅の恐れがあると、誰が考えたのか。相手がレジスタントだとしても、こんな電光石火を可能にするような相手。そもそも、この墜落自体が待ち伏せだったのか、混乱している頭で考えている間にも、目の前では更に灰色の二足歩行の狼が、持っている大きなハンマーで仲間を叩き潰している。子供が変形した腕で仲間の首を貫き、坊主が防弾チョッキごと杖で胸を貫く。
以下略



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