過去ログ - これから日記を書く 五冊目
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965: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 04:46:23.56 ID:0zc7yoLU0
「はー、ここでもまたゾンビ(あいつ)らいよいよいすぎだっての」

千護達がアビスのある都市を探索を始めて数日経った。この場所も、放浪者達の都市と同じなのか、それともアビス絡みなのか、生存者が探索しようとした形跡は今のところなく、ゾンビもそのまま放置されている状態だ。それは即ち、自分達だけでそれ相応の量のゾンビを処理しなければいけないということでもある。

その分、手つかずの物資は多く見受けられる。貴重な缶詰類の食料や水が見つかるのは、他の生存者の手が入っていないからこそだ。ありがたいのは、彼等にとって貴重な耐寒グッズになる使い捨てカイロなども今のところ手に入っているということだ。
以下略



966:ブレイクタイム  ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/14(水) 05:09:39.52 ID:0zc7yoLU0
【修復】
「沙奈様」

「EVE、どうしました?」

以下略



967: ◆9W6PAVDo7.[saga sage]
2016/09/14(水) 05:17:42.88 ID:0zc7yoLU0
>>956-957
そのまんまフクロウだね。まぁ、コードネームみたいなもんです。

チップの中身は、エクスさん次第でどうなるかだねー。

以下略



968:名無しNIPPER[sage]
2016/09/14(水) 06:37:40.34 ID:1O/bgz9a0
やー、探索組の仲間はみんな頼もしいなー(白目)
相手から見ると、奇襲されればほぼ無理ゲーよね
願わくば、WWPが視界共有情報送信機能付きメット……みたいの使ってきてなければ良いんだけど


969:名無しNIPPER[sage]
2016/09/14(水) 06:56:17.32 ID:BG7R0svMO
恐ろしい化け物集団に襲われてて笑った
WWPもかわいそうに


970:名無しNIPPER[sage]
2016/09/15(木) 00:52:03.92 ID:co5surME0
もしwwp来たら葵ちゃんはお留守番やね
見られたらレジスタンス関係なく奪いに来るだろうし


971: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/15(木) 02:42:08.90 ID:zXJ37v9P0
「さてさて、俺様の仕事の発表だぜ」

いつも通りの自信満々な様子で、エクスは会議のメンバーに資料を手渡す。それなりの厚さになっているそれの表題は。

「簡単に言やぁ、HP(ホムンクルス計画)の具体的な情報っつーとこだな」
以下略



972: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/15(木) 03:03:01.13 ID:zXJ37v9P0
「…ジーザス。これは、人がやることじゃないヨ」

いつの間にか取り出した十字架を胸に当て、アリスが俯きながらつぶやいた。その意見は、この場にいる全員が同意した。ホムンクルス、遺伝子改良を施され、強化された存在。だが、言ってしまえば人間であることは間違いない。

誰が死ぬのがいいということを論議する必要はないが、それでも死んでもいいということで人間を生み出して、戦争の盾にしても構わないと言うのは、道理が通らない。
以下略



973: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/15(木) 03:39:24.95 ID:zXJ37v9P0
「前からそうではあったが、藍を奪われてはいけないと言うのは共通認識になったな。だが、更に言えばWWPは戦力を維持し続けることは容易、という証明ということか」

野木は頭を抱えたような様子で、手を額に当ていつも不機嫌そうな表情が苦渋にまみれる。武器類の物資がWWPとはいえ無限にある訳がない。だが、戦うための人員を容易に準備することができるという事実は大きい。

拠点のような散らばった生存者を集め、今の状態までにした勢力では、メンバーの死は即ち勢力そのものが弱まることだ。しかし、WWPは違う。兵士として生まれるホムンクルスをいくら倒したところで意味をなさない。WWPの重要なメンバーやリーダー、あるいはその設備を潰さない限り、WWPを倒すには至らないのだ。
以下略



974:メモ帳に何か書かれている  ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/15(木) 03:46:40.51 ID:zXJ37v9P0
放浪者さんが戻ってくるまでの間、探索は一切禁止になった。俺は例の墜落現場が見える位置で、見張りについてる。今んとこ、追加のWWPがきてる様子はねぇ。

12:00 異常なし
13:00 異常なし

以下略



975: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/09/15(木) 04:15:58.12 ID:zXJ37v9P0
「あ、井門さン。探しタっす」

いつもの調子で、佐原はヘリの墜落現場を見張る井門の下へ現れた。持っているのはスパイクシールドだけと軽装で、珍しく小さいショルダーバックを肩にかけている。

「おう。どうしたよ?」
以下略



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