67: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 22:46:04.84 ID:D9m/pSOOo
……直球過ぎた。
だからこそ威力もあったようで、幸子がみるみる茹で上がっていく。
「な……な……、なああああーー!? 何を言い出すんですかあなたは!! ボクがプロデューサーさんを……す、す、好きだなんてぇ!?」
68: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 22:48:54.83 ID:D9m/pSOOo
「……お二人も、プロデューサーさんが好き、と。そういうことで……いいんですね?」
返答を待つ前にこちらから打ち明けたのがよかったのか、幸子は幾分落ち着きを取り戻していた。もう両手で覆う必要もないらしく、ボクらを伏し目がちに探ってきている。
69: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 22:51:13.34 ID:D9m/pSOOo
堪え切れなくなったのか、俗に言う逆切れの様相を呈された。
ここだけ切り取るとどうして幸子が赤くなってるのか解りづらいだろうな。
「っと、幸子はたしかご両親を大好きだと言ったね」
70: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 22:53:44.58 ID:D9m/pSOOo
「あ、あんまり見ないで欲しいなぁ〜……」
71: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 22:57:47.87 ID:D9m/pSOOo
「私もね? 叶わない、叶っちゃいけないってことは承知してるよ。誰かを好きになっちゃいけない。知ってたはずなのに、知ってたからって、この気持ちは抑えられなかったと思う」
「蘭子……」
72: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 23:01:17.78 ID:D9m/pSOOo
「せっかくですし、プロデューサーさんの好きな女性のタイプについて何かご存じありません? こんなにカワイイボクが甘えてみてもほとんどあしらわれてる気がしてならないんですよ」
あしらわれてる自覚あったんだ。めげない辺り幸子は根性があるというか。
73: ◆KSxAlUhV7DPw[saga]
2016/05/31(火) 23:12:34.09 ID:D9m/pSOOo
「えっ、なっ、なななな……!」
「……大きい方が好き、という男性は多いと聞きますが」
74: ◆KSxAlUhV7DPw[sage]
2016/05/31(火) 23:18:04.36 ID:D9m/pSOOo
今日はここまで。あと4〜5章分くらいになるかと思います
書いてみたいなーと思ったシーンにようやく取り掛かれそうです。長い前座(?)だった……
75:名無しNIPPER[sage]
2016/06/01(水) 14:35:44.16 ID:bkg+sdJIO
おつ
まってる
76:名無しNIPPER[sage]
2016/06/02(木) 03:35:25.74 ID:hnf92NmLo
(今何章目なんだろう)
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