過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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22:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 22:11:27.07 ID:5maGnF/Q0
「なななななななナナはななななな……って藍子ちゃん!?」
「はいっ、藍子です!」
「へ? なんでここに――」
「奇遇ですね!」
「き、奇遇、ですね……?」
「ほらっ、私、お散歩が趣味ですから!」
「はぁ」
「だから、その……奇遇です!」
「は、はぁ」
「奇遇なんです!」
「……………………なんか隠してません?」
「ぎくっ」

狼狽が警戒へ変わり、やがて探り目に。
唇をへの字に結んで迫ってくる菜々の迫力たるや、バレたら怒られることを隠している時の母親の如く。
菜々は何かを警戒するように右へ左へと首を振り、顔をぐいっと引き寄せてきて囁いてくる。

「……何も、企んでないんですよね?」
「も、もちろんじゃないですか、やだなぁ……」
「Pさんや加蓮ちゃんに入り知恵されたとか、そそのかされたってことは――」
「何も言われてません。それはホントです!」
「“それは”?」
「あっ」
「…………」
「あは、あはは……」



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