過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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36:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 22:23:06.65 ID:5maGnF/Q0
「それに最近は、藍子ちゃんもちょっと様子が変でしたからね。ナナの取り越し苦労でよかったですよホント」
「藍子も何か言ってやれー」
「……え? あ、あはは……。不安にさせちゃってごめんなさい。でも、もう大丈夫ですから!」
「もう大丈夫ってことは、解決したってことですね? いつもの藍子ちゃんに戻ってくれて、ナナも一安心ですよ!」

いやーよかったよかった、と菜々は何度も繰り返す。
……すぐ後に、戻ったんですよね? とあの夜に見飽きるほどに見た怪訝な表情を向けてきた。
はいっ、とふんわり頷く。心の底からほっとしたような顔も、もう結構な回数を見た。

次は、どんな顔が見られるかな?
……もしかして加蓮がいつも菜々にちょっかいをかけているのって、と閃き、すぐに藍子はかぶりを振った。
それはたぶん、よろしくない。何かが、よろしくない。たぶん。

「解決したっていうか、これから解決するっていうか。ね、藍子」
「はいっ」
「むっ、加蓮ちゃんと藍子ちゃんが何やら秘密のやりとりを……ナナも混ぜてくださいよ〜!」
「心配しなくても、どのみち菜々ちゃんに関わることだから」
「ナナに? も〜、焦らさないで言ってくださいよ!」
「はいっ」



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