過去ログ - 高森藍子「菜々さんへの誕生日プレゼントが思いつかない……」
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7:名無しNIPPER[saga]
2016/05/15(日) 21:58:56.42 ID:5maGnF/Q0
どうして、菜々の誕生日プレゼントが思いつかないのだろう?
想像ができないから?
それは、どうして?

「あっ……もしかして」

思い当たることがあって、藍子はゆるやかに上身を起こした。頭の後ろのところがちょっとだけ熱い。

「私があんまり菜々さんのことを知らないから、かも……?」

思い浮かべるのはメイド服の姿。私服を見たことはあるのかもしれないけれど、まったく思い出せない。
何を贈れば喜んでもらえるのか、なかなか決まらない。つまり何が好きなのかをあんまり知らない。
それがきっと、"原因"。

じゃあ、どうやったら解決できるだろうか?

「……よぉし」

両手を、ぐっ、と握った。

頭の後ろの熱が、心へと移っていく。
藍子は今、めらめらと燃えている。



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