過去ログ - フレデリカ「アタシPンコツアンドロイド」
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43: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 05:48:53.50 ID:zPFfeAqvo
「わわっ! お茶沸かしてたのすっかり忘れちゃってた! ヤカンさんがおこだよぉ〜」

左へ振り返りかけたフレデリカは、給湯室へと急転回し、慌てて駆け寄る。

勇者はついに、勝ったのだ。
以下略



44: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 05:53:46.61 ID:zPFfeAqvo
ここまでです。

里奈様が宮本のどっぺうげんがーに見えてきました。
台詞入れ替えても通用するのでは?と思う紳士です。



45: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:27:19.87 ID:zPFfeAqvo
デレステ→書き溜め→デレステ→書き溜め→デレ(ry

永久機関かこれは……。

見てくださる人に感謝を込めて。
以下略



46: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:28:31.08 ID:zPFfeAqvo
時計を確認すると、時刻は13時25分31秒。
攻防が始まってから未だ6分弱ーー。

これまでは、如何にしてフレデリカの動きを操作するか、いわば〈動〉の勝負。

以下略



47: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:29:05.18 ID:zPFfeAqvo
第二にして最後の障害は、事務所入り口横に備え付けられた更衣室へたどり着けるか、否か。

入り口は、給湯室とプロデューサーのデスクを正三角形の底辺を形作るとしたならば、正にその頂点。

フレデリカが座っていたソファーのその先にある。
以下略



48: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:29:38.31 ID:zPFfeAqvo
デスクを回って、給湯室の前を通る。
我慢を重ねる汁が歩く度に零れ落ち、床に模様を刻む様が、幻想的に紳士だ。

お茶に氷を大量に突っ込みかき混ぜながら、リズムにのせて体を左右に揺らすフレデリカ。

以下略



49: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:30:20.33 ID:zPFfeAqvo
(帰ったら、裸エプロン着せて脇につけ毛つけさせよう。そうしよう)

新たな領域の開花を喜びつつ、名残惜しさを振り払いながら、プロデューサーは興奮冷めやらぬ天国からの脱出路へと、勢いよく足を動かした。

その時だ。
以下略



50: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:31:12.75 ID:zPFfeAqvo
掌と掌を叩いたとき、何故音が鳴るのかご存知だろうか?

それは、互いの掌に包まれた空気が瞬間的に閉じ込められ、行き場をなくした結果、僅かな隙間から瞬間的に出ていくからだ。
その時に、出ていく空気の押す力が空気を伝わり、鼓膜を揺らすのだ。

以下略



51: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:31:55.31 ID:zPFfeAqvo
(ま、不味い……! おれの平均チン長を5.5pも凌駕する巨大なムスコが……! くっデカさが仇になるとは……! ふ、フレデリカは……?!)

今一度、フレデリカへと目を向ける。
やはり、反応し振り向かんとしているーーー!
と、止めなければ……!
以下略



52: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:32:54.91 ID:zPFfeAqvo
まずは、〈待ち〉。
振り向かれるというリスクを孕みつつ、待つ。

「………」

以下略



53: ◆4C4xQZIWw7k3[saga]
2016/06/05(日) 10:33:22.36 ID:zPFfeAqvo
フレデリカは氷とお茶をかき混ぜながら、口調そのままに声色を少しだけ落として言う。

つい、頬が緩む。
プロデューサーは知っている。

以下略



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