2:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:20:49.19 ID:QvEJm4qqo
そんな彼が、ある電機メーカーから発売されることになった「メイドロボ」に目をつけることは必然といえた。
なにしろこのメイドロボ、外見が可愛らしいのはもちろん、彼女が一台あれば家事全てをこなすことができ、
3:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:23:10.00 ID:QvEJm4qqo
ところが、メイドロボを購入してからというもの、男は浮かぬ顔をしていることが多くなった。
心配になった同僚が、男に様子を尋ねる。
4:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:26:32.57 ID:QvEJm4qqo
「実はあのメイドロボ、俺が思ってたのとちょっと違ったんだ」
「え、どういうこと? 実はそこまで家事がこなせないとか? すぐ故障しちゃったとか?」
5:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:29:35.57 ID:QvEJm4qqo
一ヶ月も経つと、たしかに男の顔から憂鬱さがなくなっていた。
メイドロボの「思ってたのと違う点」に慣れてきたためかもしれない。
実はメイドロボがどんなものか一度見てみたかった同僚は、男にこう切り出した。
6:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:32:27.54 ID:QvEJm4qqo
男は同僚を引き連れ、自分のマンションに帰宅する。
ドアを開けると、
7:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:35:26.34 ID:QvEJm4qqo
メイドロボの仕草、肌や髪の質感、愛らしさ、どれをとってもとてもロボットとは思えない。
まるで人間、いや人間以上。
これなら仮にこのメイドロボが全くの役立たずだったとしても、
8:名無しNIPPER[sage]
2016/06/28(火) 00:38:07.23 ID:bYotOi9ko
星バーーーローーかな
9:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:38:46.53 ID:QvEJm4qqo
リビングのソファに座る男と同僚。
メイドロボは彼らの横にあるテーブルにコーヒーカップを用意し始めた。
10:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:41:15.07 ID:QvEJm4qqo
メイドロボはインスタントコーヒーの豆を二つのカップに入れると、鼻の穴から熱湯を出し、
それをカップにダイレクトに注ぐ。
11:名無しNIPPER[saga]
2016/06/28(火) 00:44:13.28 ID:QvEJm4qqo
「……これ、飲むかい?」
「あ、いや、その……」
12:名無しNIPPER[sage]
2016/06/28(火) 04:45:55.56 ID:EH+Z1NXD0
ワロタ
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