過去ログ - 男「まどマギの世界に来てしまった」
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135:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:39:05.00 ID:CDf/q1Qj0
男とクラピカは元いた病室を後にして、別の部屋に移動していた。
クラピカに続き男が部屋に入ると、そこには先ほど男が見たオセロと名乗った少女が、肩にフェレットを乗せて椅子に座っていた。
クラピカ「状況は?」
136:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:39:38.59 ID:CDf/q1Qj0
クラピカ「男よ、この二人に君の能力を語ってもいいか?」
男「え? 別にいいけど……ネズミが……」
クラピカ「すまないな。彼の能力は敵の能力鑑定だ。敵の名前や、能力の詳細、敵の弱点に、装備している道具、恐らくは敵の魔力量も解析してしまうといった能力を持っている」
137:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:40:07.67 ID:CDf/q1Qj0
クラピカ「今回は敵の能力解析を主とし、戦闘は極力避ける事とする。フェレット、封時結界を維持しながら我々3人を転送できるか?」
フェレット「……無理だよ。他の魔法ならまだしも転送をしかも3人同時にはできないよ……」
クラピカ「わかった。それでは、フェレットはそのまま結界を維持してくれ。オセロ、私と男を連れて転送は可能か?」
138:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:40:56.01 ID:CDf/q1Qj0
ボロボロになったビルの一室
オセロが何度か空間転移を行い、ボロボロになったビルの一室に転移し、男は窓の外に見える風景に絶句していた。
目に見える範囲の全ての建物は、ガラスが割れ外観もボロボロになっていた。
139:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:41:46.11 ID:CDf/q1Qj0
その時だった。
何故か、今まで小さく、黒い髪の男の輪郭も見えていなかったはずなのに、男は黒い髪の男の姿を至近距離で見ているような錯覚を覚える。
黒い髪の男は、目を瞑っていた。
その黒い髪の男の目が徐々に開き、その目を完全に開いた。
140:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:42:36.27 ID:CDf/q1Qj0
男「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇ!!」
クラピカ「落ち着け、奴の能力は解析できたか?」
男「できるわけねーーーーだろ!? あんな一瞬でよぉーーーー!! つーかちょっと待て!!!!」
141:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:43:13.27 ID:CDf/q1Qj0
クラピカ「よし、ここなら奴の姿を見ることも可能だ。塔を破壊されても落下中に奴の姿を見て能力を解析し転移を……」
男「だからちょっと待てっていってんだろーーーーが!!」
クラピカ「……なんだ。今は一刻を争う。君も自分の仕事に集中をして……」
142:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:44:08.78 ID:CDf/q1Qj0
名前:トキ
種族:転生者・魔法使い
143:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:45:34.07 ID:CDf/q1Qj0
男(と、と、と…………)
男(トキじゃねーーーーーーーーーーーか!!!!!!)
男の内心の叫びと共に、視界は暗転し別の建物の屋上に3人は降り立った。
144:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 18:46:06.90 ID:CDf/q1Qj0
男達はフェレットのいる元の部屋に戻ってきていた。
オセロは肩で息をしながらへたり込んでおり、クラピカはその様子を見て安否を気遣っていた。
フェレット「みんな大丈夫!?」
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