過去ログ - 【モバマス短編集】「貴方がくれたもの」
1- 20
7: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:10:43.81 ID:bJL0D4IE0
「あ、アタシー、なんかそーいうの見たことあるよ」

「え、何々?」

「ほら、熱愛発覚とかしたらキモーイ人たちがやってんじゃん」
以下略



8: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:11:48.60 ID:bJL0D4IE0
「あの人じゃない? よく学校に来てる」

ピクリと肩が震えた。

いや、震わせちまった。
以下略



9: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:13:31.08 ID:bJL0D4IE0
「……もういっぺん言ってみろ」

猿どもが沈黙する。怯んでるわけじゃない。

ニヤニヤと意地悪く笑ってるだけだ。
以下略



10: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:15:00.83 ID:bJL0D4IE0
結局午後の授業は全部パス。

迎えが来るとかで生徒指導室に閉じ込められっぱなしだった。

別に悪い話じゃない。雑音が聞こえないだけで十分快適だった。
以下略



11: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:15:47.06 ID:bJL0D4IE0
「お? 拓海、先行ってるぞ。車は校門の前に止めとくからな。じゃ!」

「あ、おい!」

そんなことをいって、そそくさと走って行きやがった。
以下略



12: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:16:36.37 ID:bJL0D4IE0
「さっきの、イカしてたじゃん。特攻隊長なんだって?」

「元、な。用がねぇなら行くぞ」

「だから待ちなって」
以下略



13: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:17:40.61 ID:bJL0D4IE0
美嘉ファンとしょうもない話をしながら歩いていると、見慣れた車が目の前に止まった。

どうやら時間のようだ。少しだけこの時間が名残惜しかった。

「迎えみたいだね。明日も学校来る?」
以下略



14: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:19:14.96 ID:bJL0D4IE0
車に乗り込んで窓から外を眺める。

夕焼けがアスファルトをオレンジ色に染め上げていた。

「青春……か」
以下略



15:名無しNIPPER[sage]
2016/07/11(月) 03:23:59.66 ID:dD+z5vqNo
そうそう、こういうのでいいんだよ


16: ◆oeRx5YHce.
2016/07/11(月) 03:24:40.36 ID:bJL0D4IE0
【北条加蓮】

お洗濯物を取り込んで一息。

入れておいた緑茶と紗枝ちゃんからもらったお煎餅で3時のおやつ。
以下略



37Res/24.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice