8: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 22:13:32.22 ID:zC6v2MNyo
P「いや、まぁ特訓するのはいいことだ。止めはしない」
裕子「んしょ、んしょ……日々の鍛練がエスパーとしての力を磨く一歩ですからね!」
P「……何やってるんだ?」
9: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 22:26:02.13 ID:zC6v2MNyo
P「まぁ、いいんだ。それはいいとして」
裕子「はい!」
P「……なんで裕子ってそんなにしょっちゅうスプーン握ってるんだ?」
10: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 22:32:19.01 ID:zC6v2MNyo
P「咎めるわけではないが……そんなに持ってて邪魔じゃないのか?」
裕子「いえ、結構役に立ちますよ! 出先でご飯を食べる時とか……」
P「マイスプーンは使いにくくないか?」
11: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 22:55:22.70 ID:zC6v2MNyo
裕子「寝苦しさを感じた私は、寮の食堂に降りました……水でも飲もうかな、と」
裕子「コップに水をあけ、飲んでいる最中にふと視線を感じました!」
P「視線?」
12: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 23:02:09.52 ID:zC6v2MNyo
裕子「コホン。その通り……とりあえず、食べるかどうかは見てから考えようと思いました」
P「割と食う方に傾いてないか? 大丈夫か?」
裕子「そっと冷蔵庫のドアを開けると、なんと!」
13: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 23:02:53.98 ID:zC6v2MNyo
「怪談」「Pとゆっこ」「夜食」でした
次は
>>14-16
14:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 23:03:43.81 ID:p6U+ixnQ0
プラネタリウム
15:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 23:04:55.73 ID:yLVob2Uzo
コマンドライン
16:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 23:05:16.01 ID:wgZJXaklO
亜季軍曹
17: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 23:27:41.30 ID:zC6v2MNyo
――さて、本物の夜空を見たのはいつの日だったか。
いつ見上げても変わらない造り物の夜空を見上げたところに、キュラキュラと巡回するパトロールロボの音を私の耳が拾った。
息をひそめ、銃を構える。昔は考えられなかったことだが、今はもう離れられない相棒だ。
性能は把握している。興奮からか高鳴る心臓をおさえて、大きく深呼吸をした。息を吸う。吐く。
18: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2016/07/14(木) 23:50:37.11 ID:zC6v2MNyo
残り少なくなった食料を口へ運び、目的地の方へと目をやる。
果てしなく遠いわけではないが、このままでは届かない。
やはりリスクを背負う必要があるだろう。
覚悟を決めて踏み出したタイミングで、キュラ、とまた例の音が聞こえる。
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