過去ログ - 堂島ニーナ「私が見つけた最初の風」
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:12:16.06 ID:J2Ru3kZT0
まどか「はい、じゃあそのまま目を閉じてじっとしていてくださいね」
えっ?
12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:19:22.04 ID:J2Ru3kZT0
まどか「睫毛を整えますね」
てきぱきと動く彼女の手から、目が離せなかった。
13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:24:42.42 ID:J2Ru3kZT0
まどか「それで、どうして泣いちゃったんですか?」
普通あんなことぐらいであそこまでなりませんよね、と問いかける。
14:名無しNIPPER[sage]
2016/07/17(日) 20:25:12.77 ID:h6c5HPnWo
わお!
15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:31:17.88 ID:J2Ru3kZT0
誰にも真似できない最高の笑顔で、ファンの皆さんを笑顔にする貴女が大好きなんです。
だからこそ、悲しかったし、悔しかったし、情けなかった。私がこの手でまどかちゃんの笑顔を曇らせてしまったことが、許せなかった。
16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:35:52.53 ID:J2Ru3kZT0
まどか「あかり先輩や凛や、ファンの皆さんは私の笑顔がとても素敵だって、笑顔の天才だなんて言ってくれます」
まどか「でも私は無意識にやっていることですし、褒められるのは悪い気しないですけど、なんだか変な感じがするんですよね」
17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:43:41.61 ID:J2Ru3kZT0
ああ、どうしてこの人はこんなにメチャ可愛いんでしょうか。
ニーナ「なんならまどか先輩って呼んじゃいましょうか……やで!」
18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 20:52:33.60 ID:J2Ru3kZT0
まどか「ニーナ」
まどかちゃんの右手が、私の左手と合わさる。
19:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 21:00:27.88 ID:J2Ru3kZT0
まどか「やっぱり、私が塗っていいですか?」
何をですか、と訊き返す。
20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 21:08:54.06 ID:J2Ru3kZT0
こんなにドギマギしているのに、まどかちゃんはいつもの余裕の笑顔。少しだけ悔しい、のかもしれません。
まどか「どうしたんですか。お顔、真っ赤ですよ」
21:名無しNIPPER[saga]
2016/07/17(日) 21:19:55.97 ID:J2Ru3kZT0
ニーナ「あっ」
思わず間抜けな声が出た。
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