過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「夏景色のカフェで」
1- 20
1:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:36:38.71 ID:r6sRByQi0
――おしゃれなカフェ――

加蓮「おー……?」

藍子「?」

加蓮「や、あっちの子さ、前に私が着てたのと同じ服を着てる」

藍子「じゃあ、加蓮ちゃんのファンかもしれませんね!」

加蓮「もしそうなら、藍子のファンにもなってほしいなぁ」


SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:37:23.72 ID:r6sRByQi0
――まえがき――

レンアイカフェテラスシリーズ第28話です。
以下の作品の続編です。こちらを読んでいただけると、さらに楽しんでいただける……筈です。

以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:37:53.13 ID:r6sRByQi0
藍子「私のファンに……?」

加蓮「モバP(以下「P」)さんと少し話したんだ。どういう人達が私を応援してくれてるのかな? って。そっから盛り上がって、Pさんはどんな気持ちでプロデュースしてるの? って聞いたりして」

加蓮「なんとなく思うんだ。今更なんだけどね? 私のファンと藍子のファンって、たぶんぜんぜん違うんだろうなーって」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:38:22.71 ID:r6sRByQi0
加蓮「カフェテラスだとこういう景色も見れるんだよね。ちょっと忘れそうになってたかも」

藍子「ずっと雨続きで、室内の席にしていましたから」

加蓮「こうしてぼーっと外を眺めるのも悪くはないね。って言っても、人なんてぜんぜん通りかからないけどさ」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:38:52.73 ID:r6sRByQi0
加蓮「暑くなったねー。夏、到来!」

藍子「今年も夏が来ちゃいましたっ」

加蓮「暑い!」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:39:23.74 ID:r6sRByQi0
加蓮「覚えてあげろって言ったの藍子でしょ?」

藍子「嫌なことは覚えていなくていいんですっ。加蓮ちゃんは、だって……お話を聞いてたら、なんだか嫌なことをいっぱい覚えちゃってるみたいで……だから、楽しいことをいっぱい覚えてほしいんです」

加蓮「そこは否定しない。でもテストは無視できないよね?」
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:39:52.70 ID:r6sRByQi0
加蓮「藍子が泣きついたら他の仕事ぜんぶ放り投げると思うよ? そうしてもらえる方がPさんも嬉しいだろうし。あ、でも教えてもらう時の服装には気をつけた方がいいかもね」

藍子「服装?」

加蓮「……」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:40:22.81 ID:r6sRByQi0
加蓮「藍子が泣きついたら他の仕事ぜんぶ放り投げると思うよ? そうしてもらえる方がPさんも嬉しいだろうし。あ、でも教えてもらう時の服装には気をつけた方がいいかもね」

藍子「服装?」

加蓮「……」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:41:22.91 ID:r6sRByQi0
あ、重複失礼……。久々にやらかしました。>>8はなかったことに〜


藍子「加蓮ちゃん、気合を入れていなくても眩しいんですから」

以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:42:22.84 ID:r6sRByQi0
加蓮「世話焼きなPさんと、世話を焼かれるのが嫌いな私。じゃあどっかイメージを変えるしかないよね。結果、逃げられる訳だけど」

藍子「うーん……次は上手くいくといいですね、加蓮ちゃん。でも、Pさんが悩んだりしない方法の方が、私は嬉しいです」

加蓮「はーい。じゃPさんに逃げられた分だけ藍子にひっついてやろ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:42:52.83 ID:r6sRByQi0
加蓮「…………とりゃ」ビシ

藍子「いたいっ。なんでですかーっ!」

加蓮「うーん。……ムカついた?」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:43:22.84 ID:r6sRByQi0
……。

…………。

加蓮「静かなカフェに蝉の鳴き声、耳を済ませば遠くから都会の音……かぁ。まるで世界を外から見ているみたいだね」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:43:53.13 ID:r6sRByQi0
加蓮「……なんか悩んだ?」

藍子「ううん……。私は、どっちも加蓮ちゃん、私の大好きな人、ってくらいしか違いは分からないなって」

加蓮「言ってて飽きない?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:44:22.72 ID:r6sRByQi0
加蓮「……あはは。ごめん、ちょっと違う、っていうかたぶん全然違う」

藍子「」ガクッ

藍子「む〜。残念です。加蓮ちゃんの気持ちが分かったと思ったのに……」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:45:23.12 ID:r6sRByQi0
加蓮「こうして外にいると、いつもは煩い蝉の鳴き声も、」

<ジジジジジジ
<ジジジジジジ
<ジジジジジジジジジ
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:45:52.81 ID:r6sRByQi0
加蓮「みーんみんみん。みーんみんみ……ああ、ダメだこれ、どこかの宇宙出身千葉県在住妖怪腰痛めアイドルが頭に浮かんでくる」

藍子「うちゅうしゅっしん、ちばけんざいじゅう……、……加蓮ちゃん、もう1回っ」

加蓮「えーと、千葉県在住妖怪……あれ? なんだっけ」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:46:22.81 ID:r6sRByQi0
藍子「……ご、ごめんなさいっ、もう大丈夫です」

加蓮「戻ってくるの早かったね、おかえり」

藍子「それ以上に気になることができちゃったから……でしょうか」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:46:52.90 ID:r6sRByQi0
加蓮「アレだよー、サマーフェスに向けての下準備。ほら、夏の野外LIVEでしょ? トレーナーさんがさ、倒れずに体力を温存するようにってばっかり言ってくるんだ」

藍子「私も何度も言われてますよ。夏は大変だからって」

加蓮「それだとさ、なんか変に抑えてダンスしてるって感じでモヤモヤしてて。ちょっと限界に挑戦してみたくなったっていうか……も、もちろん迷惑をかけない程度にね?」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:47:22.81 ID:r6sRByQi0
藍子「そのうち、加蓮ちゃんがPさんと追いかけっこしちゃうかもしれませんね」

加蓮「火事場の馬鹿力は私にはないもんなぁ。すぐにPさんに捕まっちゃいそう。あ、でもアイドルの時は簡単に限界を超えられ――だから藍子、その顔で詰め寄ってくるのはパス。ホントパス。怪談にはまだ1週間早い」

藍子「怖いお話とかは、私はちょっと……」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:47:52.89 ID:r6sRByQi0
加蓮「なんでも。こう……なんかないの? Pさんへの不満とか。今なら私しか聞いてないよ?」スッ

藍子「スマートフォンを取り出しながらそう言われても……」

加蓮「あ、ごめん、つい癖で」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:48:22.78 ID:r6sRByQi0
藍子「ごめんなさいっ。じゃあほら、加蓮ちゃんが代わりに!」

加蓮「いやいや、藍子が言うから意味があるんだってば。テストめんどくさいー! とかでもいいんだよ?」

藍子「あ……そういえばそれがありましたっ」
以下略



37Res/29.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice