過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「夏景色のカフェで」
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10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:42:22.84 ID:r6sRByQi0
加蓮「世話焼きなPさんと、世話を焼かれるのが嫌いな私。じゃあどっかイメージを変えるしかないよね。結果、逃げられる訳だけど」

藍子「うーん……次は上手くいくといいですね、加蓮ちゃん。でも、Pさんが悩んだりしない方法の方が、私は嬉しいです」

加蓮「はーい。じゃPさんに逃げられた分だけ藍子にひっついてやろ」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:42:52.83 ID:r6sRByQi0
加蓮「…………とりゃ」ビシ

藍子「いたいっ。なんでですかーっ!」

加蓮「うーん。……ムカついた?」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:43:22.84 ID:r6sRByQi0
……。

…………。

加蓮「静かなカフェに蝉の鳴き声、耳を済ませば遠くから都会の音……かぁ。まるで世界を外から見ているみたいだね」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:43:53.13 ID:r6sRByQi0
加蓮「……なんか悩んだ?」

藍子「ううん……。私は、どっちも加蓮ちゃん、私の大好きな人、ってくらいしか違いは分からないなって」

加蓮「言ってて飽きない?」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:44:22.72 ID:r6sRByQi0
加蓮「……あはは。ごめん、ちょっと違う、っていうかたぶん全然違う」

藍子「」ガクッ

藍子「む〜。残念です。加蓮ちゃんの気持ちが分かったと思ったのに……」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:45:23.12 ID:r6sRByQi0
加蓮「こうして外にいると、いつもは煩い蝉の鳴き声も、」

<ジジジジジジ
<ジジジジジジ
<ジジジジジジジジジ
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:45:52.81 ID:r6sRByQi0
加蓮「みーんみんみん。みーんみんみ……ああ、ダメだこれ、どこかの宇宙出身千葉県在住妖怪腰痛めアイドルが頭に浮かんでくる」

藍子「うちゅうしゅっしん、ちばけんざいじゅう……、……加蓮ちゃん、もう1回っ」

加蓮「えーと、千葉県在住妖怪……あれ? なんだっけ」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:46:22.81 ID:r6sRByQi0
藍子「……ご、ごめんなさいっ、もう大丈夫です」

加蓮「戻ってくるの早かったね、おかえり」

藍子「それ以上に気になることができちゃったから……でしょうか」
以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:46:52.90 ID:r6sRByQi0
加蓮「アレだよー、サマーフェスに向けての下準備。ほら、夏の野外LIVEでしょ? トレーナーさんがさ、倒れずに体力を温存するようにってばっかり言ってくるんだ」

藍子「私も何度も言われてますよ。夏は大変だからって」

加蓮「それだとさ、なんか変に抑えてダンスしてるって感じでモヤモヤしてて。ちょっと限界に挑戦してみたくなったっていうか……も、もちろん迷惑をかけない程度にね?」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:47:22.81 ID:r6sRByQi0
藍子「そのうち、加蓮ちゃんがPさんと追いかけっこしちゃうかもしれませんね」

加蓮「火事場の馬鹿力は私にはないもんなぁ。すぐにPさんに捕まっちゃいそう。あ、でもアイドルの時は簡単に限界を超えられ――だから藍子、その顔で詰め寄ってくるのはパス。ホントパス。怪談にはまだ1週間早い」

藍子「怖いお話とかは、私はちょっと……」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/21(木) 18:47:52.89 ID:r6sRByQi0
加蓮「なんでも。こう……なんかないの? Pさんへの不満とか。今なら私しか聞いてないよ?」スッ

藍子「スマートフォンを取り出しながらそう言われても……」

加蓮「あ、ごめん、つい癖で」
以下略



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