5:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:33:38.01 ID:EYUQpcSc0
「ワンツー! ワンツー! あんじゅ、遅れてるぞ! 英玲奈は動きがぎこちない!」
「見て! にこにーとA-RISEが一緒に練習してる!」
「A-RISEのダンスのキレも凄いけれど、にこにーは……」
6:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:34:45.37 ID:EYUQpcSc0
「ワンツー! ワンツー! あんじゅ、遅れてるぞ! 英玲奈は動きがぎこちない!」
「見て! にこにーとA-RISEが一緒に練習してる!」
「A-RISEのダンスのキレも凄いけれど、にこにーは……」
7:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:35:11.72 ID:EYUQpcSc0
あんじゅ「はぁ〜もうだめ……」
英玲奈「お、おつかれ……」
ツバサ「はぁ……はぁ……」
8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:38:09.61 ID:EYUQpcSc0
にこ「……悪いけど、プライベートですから」
英玲奈「なっ!?」
あんじゅ「ちょっと、にこちゃん! せっかくのファンの子なのに」
9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:38:41.86 ID:EYUQpcSc0
にこ「ふっ……はっ……くぅ! ……まただ。今のステップをもう一回」
一人きりのレッスン室。夕日が差し込む時間までただの一度も音楽が鳴りやむことはなかった。
にこ「はぁ……はぁ……」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:39:29.06 ID:EYUQpcSc0
にこ(……たまには家に帰るか。チビ達にもしばらく会ってないし)
黄昏の秋葉原は帰宅途中の学生で賑わっていた。そのほとんどがグループを作る中、にこは一人で家路についた。
「あの角っこのやつを狙うにゃ」
11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:40:22.36 ID:EYUQpcSc0
「あの! 聞いてます?」
にこ「……っ! な、なに?」
「あ、よかった。今度、新しくスクールアイドルを始めたんです! よかったらライブに来てくれませんか?」
12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:41:15.39 ID:EYUQpcSc0
「くすくす、何あれ?」
「元気な子だねー」ニコニコ
「もしかして、スクールアイドル?」キラキラ
13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:41:56.56 ID:EYUQpcSc0
――――――
――――
――
どれくらいの時間が経ったのだろう。悔しさを忘れるためだろうか。それとも自分への戒めのつもりだろうか。
14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:42:25.44 ID:EYUQpcSc0
にこ母「このプレゼントはね」
母親はにこが落ち着いたのを見計らって優しく語り掛ける。
にこ母「あなたの世界で一番のファンからの誕生日プレゼントよ」
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