8:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:38:09.61 ID:EYUQpcSc0
にこ「……悪いけど、プライベートですから」
英玲奈「なっ!?」
あんじゅ「ちょっと、にこちゃん! せっかくのファンの子なのに」
9:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:38:41.86 ID:EYUQpcSc0
にこ「ふっ……はっ……くぅ! ……まただ。今のステップをもう一回」
一人きりのレッスン室。夕日が差し込む時間までただの一度も音楽が鳴りやむことはなかった。
にこ「はぁ……はぁ……」
10:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:39:29.06 ID:EYUQpcSc0
にこ(……たまには家に帰るか。チビ達にもしばらく会ってないし)
黄昏の秋葉原は帰宅途中の学生で賑わっていた。そのほとんどがグループを作る中、にこは一人で家路についた。
「あの角っこのやつを狙うにゃ」
11:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:40:22.36 ID:EYUQpcSc0
「あの! 聞いてます?」
にこ「……っ! な、なに?」
「あ、よかった。今度、新しくスクールアイドルを始めたんです! よかったらライブに来てくれませんか?」
12:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:41:15.39 ID:EYUQpcSc0
「くすくす、何あれ?」
「元気な子だねー」ニコニコ
「もしかして、スクールアイドル?」キラキラ
13:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:41:56.56 ID:EYUQpcSc0
――――――
――――
――
どれくらいの時間が経ったのだろう。悔しさを忘れるためだろうか。それとも自分への戒めのつもりだろうか。
14:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:42:25.44 ID:EYUQpcSc0
にこ母「このプレゼントはね」
母親はにこが落ち着いたのを見計らって優しく語り掛ける。
にこ母「あなたの世界で一番のファンからの誕生日プレゼントよ」
15:名無しNIPPER[saga]
2016/07/22(金) 20:43:16.25 ID:EYUQpcSc0
ジリリリリリリリ―――
にこ「んんっ……むにゃ……はっ!?」
いつも通りの平凡な朝だった。けたたましく鳴り響く目覚まし時計は六時ちょうどを指していた。
16:名無しNIPPER[saga sage]
2016/07/22(金) 20:44:10.57 ID:EYUQpcSc0
何とか今日中に投下できた
にこにー誕生日おめでとう
17:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 21:01:58.56 ID:e29DtkeSO
なんか切ない
18:名無しNIPPER[sage]
2016/07/22(金) 21:04:49.32 ID:XrxY8WCgo
ロンダ[ピーーー]
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