20:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 22:50:07.67 ID:G7thJZfF0
「いいよ、美希拐われてあげるの」
21:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 22:50:58.68 ID:G7thJZfF0
や、やっぱり場違いな文体でしたかね……台本にしたほうがいいかな
22:名無しNIPPER[sage]
2016/07/23(土) 22:59:49.13 ID:CpXzfPnXO
いいんじゃないの?
23:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 23:10:41.18 ID:G7thJZfF0
ありがとうございます。続けます
24:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 23:11:30.16 ID:G7thJZfF0
書き溜めなのでまとめて投下になりますが、レスはいつでもしていただいて大丈夫です。
というか下さい
25:名無しNIPPER[saga ]
2016/07/23(土) 23:12:25.04 ID:G7thJZfF0
「美希、怖い思いをさせてごめんな。約束する、これが終わったら俺は一切暴力を使わないし、銃なんて手にしない。だから……」
「美希ね、プロデューサーのことずっと見てきたの。だからわかるよ、今のプロデューサーの目、嘘ついてる時の目なの」
26:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:13:27.31 ID:G7thJZfF0
「失望したぞ、男」
27:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:14:41.39 ID:G7thJZfF0
美希の目には再び光が灯っていた。
それは一時の気の迷いだったのかもしれないし、ストックホルム症候群と似た何かだったのかもしれない。
だが、それは幼い美希の感情を動かすには十分すぎる材料だった。
28:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:15:25.12 ID:G7thJZfF0
「春香!美希はもういいわ、そんなことよりプロデューサーの血を!」
29:名無しNIPPER[saga ]
2016/07/23(土) 23:21:30.78 ID:G7thJZfF0
隊長は春香の襟を掴むと、まるで空き缶を捨てるかのようにトンネルの壁に放り投げた。
腕の動きに比例せず、かなりの勢いで飛ばされた春香は、全身をコンクリートに叩きつけられた衝撃に声を出すこともできなかった。
30:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:24:04.28 ID:G7thJZfF0
『声』が聞こえた。
彼の声ではない。
少年のようにも少女のようにも聞こえるその声はあまりにも澄みきっていて、それが故に不気味ですらあった。
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