31:名無しNIPPER[saga ]
2016/07/23(土) 23:25:18.55 ID:G7thJZfF0
「なんで、あなた……『味方を殺そうとしているの?』」
32:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:25:50.53 ID:G7thJZfF0
「何をする貴様ら!反逆者がどうなるかわかってのことだろうな!」
33:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:28:32.72 ID:G7thJZfF0
嘲笑う春香に、仮面の集団が顔を向ける。
34:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:29:43.30 ID:G7thJZfF0
「あら、あなただけ生き残ったのね。そんな運の良いあなたはきっと『目も耳も普段通りになるに違いないわ』」
「……!?戻っ……た」
35:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:30:34.67 ID:G7thJZfF0
膝から崩れ落ちる兵士に、春香が優しく声をかける。
36:名無しNIPPER[saga ]
2016/07/23(土) 23:31:13.90 ID:G7thJZfF0
その体を数発の銃弾が貫いた。
どちゃっ、という生々しい音ともに青年がコンクリートに倒れこむ。
だが、自ら救った人間が目の前で死んだというのに、春香は笑顔を崩さなかった。
37:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 23:34:28.87 ID:G7thJZfF0
「プロデューサーさん!千早ちゃん!大丈夫!?」
いつの間にか意識を失っていた千早は春香の声と揺さぶりで目を覚ました。
38:名無しNIPPER
2016/07/23(土) 23:34:59.23 ID:G7thJZfF0
「これも、春香の仕業?」
「ううん、『こんなこと』は私にはできないと思う」
「そう、とりあえずプロデューサーが起きるか試してみましょう」
39:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:37:03.12 ID:G7thJZfF0
「えぇ……私の時はピクリともしなかったのに……」
「よかったわ。これが愛の力よ、春香」
「違うよ!千早ちゃんがキスするって言って起きたんだからキスしたくなかったんだよ!」
40:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:37:40.70 ID:G7thJZfF0
「春香、本当にお前がやったのか」
41:名無しNIPPER[saga]
2016/07/23(土) 23:38:14.30 ID:G7thJZfF0
「ありがとう……ございます」
119Res/113.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。