過去ログ - モバP「速水奏の輝かせ方」
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120: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 11:56:23.56 ID:90KdAnqB0
「奏さんのステージ、本当によかったです! ええと……、上手く言葉にできませんね、ふふ」

 駆け寄ってきた新田さんは興奮気味にはにかんだ。数日経っても、テンションは冷めきっていないのかもしれない。

「ありがとう。新田さんもよかったよ。安定のなかにある迫力は奏にはまだない要素だ。勉強になった」
以下略



121: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 11:58:46.61 ID:90KdAnqB0
「じーっ」

 ただ、冷静でいられるのは、びしびしと冷たい視線が頬に刺さるから。と言うか、圧力が半端ない。

 奏は視線を声に出しながら、吐息を感じられる距離にまで急接近。
以下略



122: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 12:01:11.55 ID:90KdAnqB0
 それから先輩たちとお偉いさんに挨拶回り。お褒めの言葉を頂戴し、これからの活躍を期待された。

 そうこうしているうちにすっかり酔っ払った俺は、会場の隅に置かれた椅子に腰を下ろした。

 ぼうっと会場を眺める。みんなそれぞれ笑っている。アイドルも社員もみんな。
以下略



123: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 12:04:30.95 ID:90KdAnqB0
「その背伸びを止めたときが大人への第一歩だな。等身大でいいんだよ。特に奏みたいに魅力的ならなおさら」

「どうかしら。私はプロデューサーさんが思うほど、魅力ないかもしれないよ?」

「奏が思う以上に魅力的に見えるよ。たぶん、そんなものだろう。自分一人じゃわからないことは色々あるんだよ」
以下略



124: ◆U7CecbhO/.[saga]
2016/08/17(水) 12:08:15.97 ID:90KdAnqB0
終わりです。
読んでくれた方、コメントをくれた方、本当にありがとうございました。
依頼してきます。


125:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 12:08:45.44 ID:Ba+dPSGCO



126:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 12:22:47.14 ID:LEPr83C9O
乙です。
大人っぽいのに、たまに年相応になるとこホント好き


127:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 12:25:09.60 ID:voPtBoDoO



128:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 12:42:21.74 ID:WB2JqNvz0
いい雰囲気だ



129:名無しNIPPER[sage]
2016/08/17(水) 13:06:18.66 ID:Z/vjvVAK0
おつおつ、いい話を読ませていただいた


130:名無しNIPPER[sage saga]
2016/08/20(土) 01:06:16.34 ID:YEhY/2OH0
うーん
もう一歩ほしい作品だったな
プロデュースも二人の関係も結論がちょっと平凡だった
この二人ならではの特別な物語がほしかったという気持ちが残る


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