156:1 ◆sfGsB21laoBG[sage]
2016/08/09(火) 20:23:59.47 ID:Hr1jCc1H0
外はすっかり夕闇が顔を出していた。
仄かに西の空が赤紫の色に染まっているだけで後は星空が見えている。
昼間のオレンジ、若しくは赤い世界に関わらず星空は出るらしい。
私は水溜めの大きな湖を見ながらそれに沿って東側に歩いて行く。
そこには井戸がある。
私は桶を下に置いてポンプに手を伸ばした時に何かの微かな光りが目に入った。
うん…?
光りと言ってもほんの僅かな物…その光源を見ると何かの黒い物体に微かな光りを私へと反射させていたのだった。
何だ…これ?
私はその黒い物体を手に取る。
それは二つに折りたたまれた軽くて薄い物体。
それをよく見る。
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