過去ログ - 海辺の町と赤く染められた国
1- 20
192:1 ◆sfGsB21laoBG
2016/08/11(木) 18:25:31.15 ID:Yv50vCTj0
「はあ?!怒ってねえよ!俺が怒ったらアメリカ人女性ばりに唾を吐いて話も聞かずに海の水飲むわ!」
「…何それ?」
「…何か雰囲気だ」

そう言って手元のコーラを飲んだ。そして吐き出した。

「ブハッ!あつううううい!」

それを見て奈緒が噴出す。
僕も釣られて笑ってしまう。

「何か達矢は変わんないね…ホントに」
「え?」
「昔っから…変わらずに馬鹿だね」
「ほっとけ!」
「いや、褒めてんの」
「…お前、万人が聞いても今の褒め言葉じゃねーぞ…」

奈緒が立て膝に頬をつき僕を見てクスクス笑っている。彼女のセミロングの髪が頬に張り付いていた。
その姿に僕はいつもドキドキする。

「いっつも喧嘩しても達矢が馬鹿やって…それを忘れて笑っちゃうもん」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
204Res/130.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice