過去ログ - 提督「グラーフ・ツェッペリン、割り箸を割る」
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11:名無しNIPPER[saga]
2016/08/13(土) 01:44:47.88 ID:IPF1yQGEO
グラーフ・ツェッペリンがいまだ視野狭窄にもアドミラルへの感情に振り回されていた時、そこにはグラーフ・ツェッペリンという存在の意味は確かに充足されていた。

日常生活にアドミラルへの好意という軸があったからこそ、一つ一つの事象や好意に評価や意味を与えることが出来ていた。しかし、いまやそれは崩壊している。

端的に言えば、存在の意味を喪失していた。食事のない場所で引き裂かれようとした割り箸がその存在の意味を喪失するように、グラーフ・ツェッペリンも作為的運命への自覚に基づく自由によって己の存在の意味を見失ったのだ。

その回復手段はやはり目的を選択することだ。如何に。選択に目的の手助けが必要だというなら、単純に目的の選択をより大きな目的の下に包摂すればいい。

艦娘としてグラーフ・ツェッペリンに与えられている意味。それは「深海棲艦を倒すための武力」。これがグラーフ・ツェッペリンの根本的な道具的価値である。

この兵器価値を遂行するためには。さて、グラーフ・ツェッペリンは「恋する乙女」で「ある」べきか「ない」べきか。



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