過去ログ - 【モバマス】「繭になったまゆ」
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9: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:34:39.53 ID:YBWtgjpT0
3人のお姫さまは話しあいます

「どうする?」

「どうするんですか?」
以下略



10: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:35:44.28 ID:YBWtgjpT0
「ふふ、こんなにたくさんのごはんをいつでもどこでも食べられるようになるんですよ!」

「ほかにもたくさんの魔法が使えるようになりますよ♪」

「さて、どうしますか?」
以下略



11: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:36:35.03 ID:YBWtgjpT0
「わかりました。それっ♪」

魔女はつえをふりました。

すると、魔女の持つつえからたくさんの星がとびだしてきました。
以下略



12: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:37:00.24 ID:YBWtgjpT0
「ま、まゆお姉さん! だ、だいじょうぶですか……!?」

ののお姫さまが白い繭に話しかけます。

「はい、だいじょうぶですけど……なんでしょう、これは……?」
以下略



13: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:37:52.38 ID:YBWtgjpT0
けれど、魔女は笑いつづけます。

「ちーっひっひっひ! ちぃーっひっひっひ!」

それどころか、高笑いをしました。
以下略



14: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:38:30.07 ID:YBWtgjpT0
「ど、どうしましょう……」

魔女がいなくなってしずかになった部屋に、ののお姫さまの声がひびきます。

「……ごめんなさい、まゆがもっとしっかりしていれば」
以下略



15: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:39:17.27 ID:YBWtgjpT0
「……あ」

ののお姫さまが口を開きました。

「あの……私が読む本だと、魔女の魔法とかのろいって、だいたい王子さまとか、好きな人とか、運命の人によってとかれるものなので……」
以下略



16: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:42:03.60 ID:YBWtgjpT0
「……王子さま……好きな人……運命の人……」

「……あの人だったら」

繭の中から声がきこえます。
以下略



17: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:43:18.26 ID:YBWtgjpT0
まゆお姫さまのために、しょうこお姫さまとののお姫さまはさっそくとなりの国へとむかいました。

野原をこえて。

森をこえて。
以下略



18: ◆6QdCQg5S.DlH[saga]
2016/08/14(日) 23:44:26.48 ID:YBWtgjpT0
となりの国へついた二人は、さっそく王子さまに会いに行きました。

「王子さま、まゆお姉さんをたすけてください」

「王子さま、まゆ姉さんをたすけてください」
以下略



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