過去ログ - 響「ウラジオストクのヴェールヌイ」第10話〜最終話
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19: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:24:25.72 ID:lhRjor56O
随伴兵『…………!?』

響『……っ!?』

長官『聞こえなかったのか? そこの艦娘を、ひん剥いてやれと言ったのだ』
以下略



20: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:29:05.69 ID:lhRjor56O

   長官の太い腕が、突然私たちへと伸びてくる。
   足を広げた蜘蛛のような手が、雷の二の腕を掴もうとした。


以下略



21: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:32:04.59 ID:lhRjor56O

   絞り出すような声で、司令官が叫ぶ。
   その目は憎々しげに長官を睨み、額には青筋が浮かんでいた。


以下略



22: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:36:19.39 ID:lhRjor56O
長官『……余裕が失せたな。どうやら本当らしい』

提督『…………』

長官『こす狡い貴様のことだ、すでに複製でも用意しているのだろう?』
以下略



23: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:40:41.79 ID:lhRjor56O
―カラムジナ島 洞窟―


   ピチョン…

以下略



24: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:44:15.25 ID:lhRjor56O
ラーザリ『……そんないいトコなら、私にも教えてもらいたかったよ』

カリーニン『……すまない。長官に知られるわけにはいかなかったんだ』

ラーザリ『……だろうね』
以下略



25: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:48:53.71 ID:lhRjor56O
ラーザリ『あーあー、ビビらせちゃった。ヴェールヌイに何て言われるかねえ』

カリーニン『やかましい! ――あ、そうだ! そもそも何で黙ってたんだ!?』

ラーザリ『え?』
以下略



26: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:52:20.37 ID:lhRjor56O
カリーニン『――挨拶が遅れたな。
      ソビ……ロシア太平洋艦隊所属、巡洋艦のカリーニンだ』

カリーニン『……本当なら、演習でちゃんとした挨拶をしたかったよ。
      こんな時に何だが、よろしく頼む』スッ
以下略



27: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 21:56:10.24 ID:lhRjor56O
電「あ、電なのです。い・な・ず・ま」

カリーニン「イナズマ? ……イナズマ!」

暁「何でそっちは大丈夫なのよぉ!?」
以下略



28: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 22:00:15.80 ID:lhRjor56O

 『……ぅう……おなか……』


暁「!?」ビクッ
以下略



29: ◆hc5Hlyk12iWK[saga]
2016/08/16(火) 22:04:23.86 ID:lhRjor56O
電「……だ、大丈夫ですか……?」

トビリシ『…………』

暁「――! 服が……損傷してるの!?」ヒョコッ
以下略



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