過去ログ - ルナ「ルナのお友達になってくれる?」八幡「や、その友達とか良くわからないんで」
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208: ◆SqZQSXA.b2[saga]
2017/03/22(水) 01:39:05.68 ID:D32HDkJJ0
陽乃「このたびは実験の件でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

私の認識不足で、比企谷様を危険に晒したことは弁解の余地もありません。

今後は二度とこのようなミスがないよう、最新の注意を払う所存でございます。

何卒ご容赦のほどお願い申し上げます」

陽乃さんは、両手を重ねて、頭を下げた。

年上の女性に、ここまで真摯に謝られたことのなかった俺は、正直面食らってしまった。

そしてすこしだけいいなと、思ってしまう。

あの陽乃さんが俺に謝るなんて、もう望めないだろう。

俺は数秒間、勝者の余韻を味わってから、頭を上げるよう伝えた。

八幡「分かりました。もう、俺にちょっかいをださないでくださいね」

陽乃「比企谷様とは、末永くお付き合いしていただきたく存じます」

彼女は自然に筋肉がゆるむような笑顔で言った。それを見たら、俺はなにも言えなくなってしまう。

けっして、美人に弱いわけではない。

好意から発せられる本音に弱いのだ。


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