過去ログ - 森久保乃々「あなたの瞳を」
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10: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:10:47.67 ID:FC6wSZy00

「乃々ちゃんですか、素敵な名前ですねぇ。仲良くしてくださいね」


「は、はいぃ……」
以下略



11: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:11:31.93 ID:FC6wSZy00

「はい、どうぞ、お茶です」

「あ、ありがとうございます……」

以下略



12: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:12:46.60 ID:FC6wSZy00

「乃々ちゃんはどうしてアイドルになろうと思ったんですか?」


最初の話題を何にするか、まゆは少し悩んだ末に、この質問をすることにした。
以下略



13: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:13:33.45 ID:FC6wSZy00

この時、まゆの頭の中は、困惑と驚きで満たされていた。決して怒っているなどということはない。

自分がなんとも間の抜けた返事をしてしまったことすらも記憶に残っていない。

以下略



14: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:14:28.44 ID:FC6wSZy00

「でも乃々ちゃん、とっても可愛いですから、きっとアイドルとして成功できますよ?」


もちろん本心からの言葉である。それと、もう少し自信を持ってほしいという思いも込めて。
以下略



15: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:15:29.96 ID:FC6wSZy00

そんな会話をしていると、まゆのレッスンの時間がやってきてしまった。

乃々は契約やら書類やらでプロデューサーを待たなくてはいけないらしい。

以下略



16: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:16:26.88 ID:FC6wSZy00

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遡って数分前・事務所の扉前

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17: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:17:24.87 ID:FC6wSZy00

ここまで連れてきてくれた、隣に立つプロデューサーを名乗る男が言っていた。既に所属しているアイドルは1人だけだ、と。

人と関わるのが得意でない少女は、それを聞いて少し安堵した。

以下略



18: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:18:04.11 ID:FC6wSZy00

扉が開いた時、そのアイドルはファッション雑誌を読みながらソファに腰掛けていた。

こちらを一瞥して、雑誌を置き、歩いてくる。

以下略



19: ◆i/Ay6sgovU[saga]
2016/08/27(土) 00:19:02.45 ID:FC6wSZy00

「乃々ちゃんですか、素敵な名前ですねぇ。仲良くしてくださいね」


相手の顔は見れないが、ニュアンスに怒りやいらつきの感情は含まれていないようだ。少し安心した。
以下略



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