395:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 22:57:37.35 ID:WZRWBcW7o
『――では続きまして、同じく元ご同僚のアナスタシア様、どうぞ!』
396:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:17:43.41 ID:WZRWBcW7o
「……」
397:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:25:05.08 ID:WZRWBcW7o
「ふぅっ……ふぅー……っ!」
「……うん、大人ってのはこういう事をするんだ、蘭子。通過儀礼だよ」
398:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:29:50.12 ID:WZRWBcW7o
「……」
「ニャー。ニャ、ニャウッ」
399:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:37:41.64 ID:WZRWBcW7o
「――以上です……重ね重ね、幸せです」
400:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:40:32.28 ID:WZRWBcW7o
「永き旅路だったわ。戦友を得、戦友を喪い、弓を捨て、新たな剣を得た」
401:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:46:09.16 ID:WZRWBcW7o
招待客たちも不敵に笑い返す。
蘭子の言葉は難解で、不遜で、過大で、そして何よりも正直だった。
彼女は満足げに頷いて、静かに目を閉じた。
402:名無しNIPPER[saga]
2016/12/25(日) 23:59:03.21 ID:WZRWBcW7o
祖父の、朧気な。
祖母の、優しい。
父の、やや気難しそうな。
403:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 00:00:09.53 ID:uu0Wv9uzo
404:名無しNIPPER[saga]
2016/12/26(月) 00:00:42.45 ID:uu0Wv9uzo
「なぁ、母さん」
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