116:名無しNIPPER[saga]
2016/09/11(日) 12:02:11.73 ID:9HsUO1L+0
凛「あと、あと一体……」
私は残りの一体をどうやって倒そうと考えようとした。
だが、その時。
ヒュウウウウウン。
凛「……うそ」
スーツから再び音がした。
そして、スーツの装飾のレンズからドロリと液体があふれ出してきた。
直感で分かってしまった。
スーツが壊れてしまったんだと。
凛「ハァッ……ハァッ……」
鼓動が早くなる。
汗が冷たい。
田中星人はゆっくりと近づいてくる。
私の思考が急速に回転を始めた。
凛(次あの攻撃をもらったら多分死ぬ)
凛(スーツは壊れた。もうあんな動きは出来ない)
凛(敵の攻撃を受けずに、この銃で敵を撃つ)
凛(敵の動きはかなり早い、何かで動きを止めないと当てることも出来ない)
凛(私が持っている道具はこの銃だけ。これ一つで敵の動きを止めて、敵を撃つ)
凛(銃の性能、時間差、ロックオン、透過能力)
凛(考えろ、考えて確実に……)
凛(確実に殺す)
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