167:名無しNIPPER[saga]
2016/09/13(火) 01:08:35.14 ID:ktrUN1VI0
「あいたたた……」
「痛った〜〜」
凛「あっ、ごめん……大丈夫?」
倒れている二人は結構な衝撃を受けたのか、起き上がれずにいるみたいだ。
「未央ちゃん、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。しまむーこそ派手に転んでたけど……って、むむむむ!?」
凛「?」
転んだ女の子のショートカットの子が私を見て起き上がり近づいてくる。
「ぶっきらぼうながら、溢れ出るオーラ……只者ではないと見たっ!!」
凛「え……っと」
「未央ちゃん、知らない子に絡んじゃ駄目ですよ」
「何言ってんのさしまむー! 只者ではないこの子が私達の最後の仲間となる運命にあるのだよ!!」
「もうっ、最近はいつもそうやって知らない女の子にちょっかい出してるじゃないですか! 駄目ですよもうっ!」
凛「あー……えっと」
「ごめんなさい、未央ちゃんがご迷惑をかけちゃって」
「迷惑なんかかけてないよー、ねっ! そうでしょ!?」
グイッと私に顔を近づけて笑うショートカットの子。
あっけにとられてしまう。
でも、私はこの子達が気になっていた。
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