982:名無しNIPPER[saga]
2016/11/14(月) 01:56:45.77 ID:/wwqY5m20
吉川が疲弊していた身体とは思えないくらいの動きを再び見せる。
連続の剣戟に加蓮が連続の閃光を炎人間に撃ちこむ。
閃光によって炎に穴が空くがすぐに塞がる。
剣戟は全て蒸発するが、構わずに斬り続ける。
炎人間はこの攻撃に焦り始めていた。
どこまでもしつこく無駄な攻撃を仕掛けてくる人間。
この無駄な攻撃を防ぐためには炎の状態を維持しなければならない。
だが、その状態を維持するためには相応の力が必要。
無尽蔵に出せるわけではない。この生み出せる力にも限界がある。
吉川の無駄だと思われた攻撃は、炎人間の生み出せる炎を確実に蝕み、そして徐々に追い詰めていた。
しかし、炎人間の炎がついに吉川を捉えてしまう。
吉川「ぐッ!?」
吉川の右足が炎に絡め取られて、次の瞬間に吉川の足は爆発した。
吉川「うッガァッ!!」
その場に崩れ落ちる吉川。
追撃の炎を撃ち込もうとする炎人間に、加蓮の閃光が連続で照射されるが。
炎人間はそれを無視し、無理矢理炎を吉川に振り下ろそうとする。
だが、その炎人間の視界に異様な物体が映った。
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