過去ログ - 澪「シンクロナイズドドリーミング」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/09/09(金) 16:08:23.28 ID:ROM1DOs8o
澪「じゃあ、現実にあった出来事まで見えてるわけじゃないんだ?」
黒唯「一応建前上は、ね。でも、この場ですることは反省と予習復習が主だから」
澪「そっか、どのみち私が思い出さないと意味がないし、私が思い出せばく・・・唯にも伝わるってことか」
黒唯「そゆこと」
黒唯って言いかけたの、バレてるんだろうなあ。ニヤニヤしてらっしゃるし。くそぅ。
澪「えっと、あー、じゃあ思い出そうか・・・今日あったことは・・・――」
黒唯「――・・・ふむふむ。なるほど。澪ちゃんの歌詞、楽しみだなー」
そういえば歌詞作りの途中で寝たんだっけ、という所まで一通り思い出し終えたタイミングで、黒唯が言う。
本当にシンクロしてるんだなあ、便利だなあと漠然と思った。
黒唯「じゃあ今日はここでその歌詞の続きを考えよっか」
澪「えっ、反省と予習復習をするんじゃないのか?」
黒唯「そうだよ、そのために、だよ」
澪「どういうこと?」
黒唯「トボけないでよ澪ちゃん。どんな想いを乗せた歌詞を書こうとしてたの? 言ってみてよ」
澪「うっ、それは・・・」
ムギからのメールで早合点してしまうくらいに、あの時私が歌詞を書きながら考えていた事。
言うまでもなく、書こうとしていた歌詞は恋愛絡みだ。
もっと言うなら・・・
黒唯「ほらほら〜」
澪「・・・せ、切ないラブソングにしようかと、思ってる」
黒唯「へぇ〜。いいんじゃない?」
意味深な笑みを浮かべる黒唯。
唯の事を思い浮かべて歌詞を書いていたのだから、夢の中で歌詞を考えるという事はすなわち唯の事を想うという事。
そういう意味ではこれも予習復習だよ、と、その笑みはまるでそう語っているかのようだ。
黒唯「じゃあ一緒に考えていこっか! どこまで書いたの? さぁ思い出して!」
澪「うっ、うん・・・」
は、恥ずかしい・・・けど、仕方ない。
というか、そもそもそんなに進んでないし、一緒に考えてくれるなら助かる面があるのも確かだし、うん。
というわけで、一文字一文字正確に頭の中で思い出していく。
すると・・・
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