過去ログ - 姫川友紀「好きって気持ち、少しまえ」
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38: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:36:54.20 ID:Gp4ENr9z0


 ハッとなる。無意識に声を荒げていた。

 自分でもびっくりして、プロデューサーに顔を見た。
以下略



39: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:38:33.49 ID:Gp4ENr9z0


 それから、待ち時間は商店街の一角にあったコーヒーチェーンで過ごした。

 ほとんどプロデューサーと会話をすることはなかった。
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40: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:41:34.73 ID:Gp4ENr9z0

 写真ではもう見てたけど、実物だとより素敵だった。

 気持ちを伝えたくなって、奥の工房で一人準備を進めていた店主の元に行く。

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41: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:43:07.04 ID:Gp4ENr9z0


 やがて撮影が始まった。店内での簡単な紹介の後に、アクセサリーを作っている工程を実演してもらった。

 真剣な眼差しで仕事に向かう姿に、あたしも見とれてしまった。
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42: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:44:48.30 ID:Gp4ENr9z0


「え、なに? プロデューサーの電話でしょ? プロデューサーが――」

「いいから」
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43: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:47:24.23 ID:Gp4ENr9z0


『ちょっと、ごめんなさい……』


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44: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:48:27.31 ID:Gp4ENr9z0


『ええ。だから早く来てね、もうみんないい感じにお酒が回ってるから。
 遅くなると、みんなの介抱を友紀ちゃんがすることになっちゃうわよ』

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45: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:50:17.36 ID:Gp4ENr9z0


 プロデューサーの車に揺られて、あたしは自分の『サプライズ』パーティーが行われているお店に向かった。

 暗い車の中でも穏やかな空気が漂っていた。
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46: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:52:34.39 ID:Gp4ENr9z0


「今日はごめん、プロデューサー。あたしのわがままで遅くなっちゃって」

「いいよ。向こうのディレクターさんも喜んでたしさ」
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47: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:53:39.13 ID:Gp4ENr9z0


「あたし、実は見ちゃったんだよねー。オレンジ色の包み」

「えっ」
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48: ◆saguDXyqCw
2016/09/14(水) 01:54:54.32 ID:Gp4ENr9z0

 あたしは目が点になった。
 


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