114:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/15(火) 16:01:09.93 ID:3gpYRlk40
 するとキルリアの後ろで声がしました。 
  
 ぶるっと凍えてしまいそうな氷のように冷たい声です。 
  
 キルリア「あ、あなたは?」 
  
 突然の声に少し驚きましたが、キルリアは強気な子。 
  
 突然現れたそのポケモンに名前を訪ねてみました。 
  
 すると・・・。 
  
 キルリア「あれ?」 
  
 振り返った先には誰もいません。 
  
 おかしいな、と首を傾けると再び後ろから声がします。 
  
 「こっち、こっち」 
  
 声のしたほうを振り返ります。 
  
 すると今度はさっきまでなかった一本道が続いていました。 
  
 どこまでも続いていそうな一本道。 
  
 先が見えません。 
  
 キルリアはこの先を進まなければならないような気がしました。 
  
 この先に、求めていたものがあるような。 
  
 自分の中の何かがこの先にあるものを求めているような。 
  
 キルリアはこの一本道に迷うことなく足を踏み入れました。 
  
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