210:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/27(日) 02:45:17.04 ID:0XoC4lYv0
イベルタルはその場からすべての命を奪いました。
おさるの村のポケモン、お母さんもとらわれていたポケモン達もサーナイトもルカリオも、さらに悪ポケモン達もみんな、みーんな。
皆平等に命を奪われたのです。
211:名無しNIPPER[sage]
2016/11/27(日) 02:51:06.89 ID:yKdf0b0So
これで終わりじゃないよね…?
212:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:08:07.15 ID:gxH+tFdA0
――
「待たせてすまない・・・大きくなったな・・・」
一匹のポケモンが、変わり果てた自分の息子の頬を撫でました。
213:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:08:50.53 ID:gxH+tFdA0
「・・・光・・・。暖かい光だ・・・ズキキ」
「あたしは・・・。お前、あたしがこの爪で引き裂いたはず・・・」
「まぁ・・・そんな細かいことはいいじゃねえか・・・。ん・・・?」
214:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:09:17.94 ID:gxH+tFdA0
―
「・・・あれ・・・ボク・・・」
「目が覚めましたか?私の愛しい息子・・・」
215:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:09:44.83 ID:gxH+tFdA0
―
「村長様、目が覚めましたか・・・?」
「これは・・・」
216:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:10:30.90 ID:gxH+tFdA0
―
青く輝く伝説のポケモンの視線の先に、巨大な翼を持った赤い伝説のポケモン。
互いに見つめあう両者。
217:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:11:00.75 ID:gxH+tFdA0
この事件の首謀者。
「そんな怖い顔をしなくても、私にはもう何をする力も残っていません。
あのポケモンの光を浴びたせいでしょうか。今あるのは罪の意識と、謝罪の言葉だけです。
申し訳ない・・・」
218:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:11:38.62 ID:gxH+tFdA0
振り返ると、そこにはこの島に置いてきてしまったもう一匹の愛しい家族。
「・・・ただいま」
「どこに行っていたの・・・?」
219:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:12:28.36 ID:gxH+tFdA0
「・・・んん・・・。苦しいよ・・・」
「あら、目が覚めたかい?」
「・・・お母さん・・・?」
220:pppp ◆1V4CaE0ZHE[saga]
2016/11/29(火) 04:13:18.72 ID:gxH+tFdA0
ここはポケモンだけが住む島、ポケモン島。
自然があふれ、たくさんの種類のポケモンがそれぞれの社会を作り、仲良く生存しています。
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